【東西交流戦】関西選抜が関東選抜に1-0で勝利!!両チームの監督を務めた宮沢ミシェル氏、三浦淳寛氏にインタビュー!
BeYonD 編集部8/2~4にかけて東西の中間地点・静岡で行われた東西交流戦。
カテゴリー唯一となる関東と関西の強豪が集う貴重な機会である本大会、第七回目となる今年も熱戦が繰り広げられた。
8チームの中で勝ち点を最も稼いだのが関東の早稲田大学HUMAN FC。とにかく明るいFW藤林や名前が特徴的なMF緒方哲人(てつんど)を中心に完成度の高いサッカーを展開した。
また注目したいのは今大会の目玉である、元日本代表である宮沢ミシェル氏と三浦淳寛氏による直接指導だ。
普段指導されることのない同好会カテゴリーにおいて、解説者、指導者として活躍中の二人からの指導を受け大会期間中にパフォーマンスが伸びるチームが多く見受けられた。
そして、大会三日目にはその二人がそれぞれ監督を務め関東選抜対関西選抜の試合が行われ、ハイレベルな試合が繰り広げられた。以下選抜メンバー、戦評である。
<関東選抜>
監督:宮澤ミシェル氏
1 那須 将司(早稲田大学FC GUSTA)
2 関 慎之介(早稲田大学FC GUSTA)
3 笠原 優大(早稲田大学HUMAN FC)
4 星 知希(青山学院大学理工サッカー部)
5 安藤 史弥(青山学院大学理工サッカー部)
6 佐々木 壮一朗(青山学院大学理工サッカー部)
7 緒方 哲人(早稲田大学HUMAN FC)
8 土佐林 佑(青山学院大学理工サッカー部)
9 中村 友樹(立教大学サッカー愛好会)
10 藤林 拓哉(早稲田大学HUMAN FC)
11 宝代 智幸(早稲田大学HUMAN FC)
12 常盤 圭(立教大学サッカー愛好会)
13 池田 洋平(早稲田大学FC GUSTA)
14 西田 雄河(立教大学サッカー愛好会)
15 浅田 拓郎(立教大学サッカー愛好会)
1 林 亮輔(関西大学FC TRIOS)
2 井上 大誠(立命館大学FC CRACKS)
3 岡室 弘毅(立命館大学FC原谷)
4 吉井 宏季(関西大学FC TRIOS)
5 松木 計篤(立命館大学FC原谷)
6 中切 諒真(立命館大学FC原谷)
7 柴田 拓海(立命館大学FC CRACKS)
8 村嶋 慶哉(京都大学理工サッカー部)
9 森井 凌太(関西大学FC TRIOS)
10 村田 昇太郎(立命館大学FC原谷)
11 楠本 純也(立命館大学FC CRACKS)
12 松川 宏二(立命館大学FC原谷)
13 茂山 仁哉(立命館大学FC CRACKS)
14 榎本 昌悟(京都大学理工サッカー部)
15 大滝 隆(京都大学理工サッカー部)
(スポーツマネジメントHPより引用)
【戦評】
猛暑の中、EAST選抜のキックオフで試合が始まる。
この日すでに2試合を消化していながらも、激しい球際の奪い合い、一進一退の攻防が連続し全く疲労を感じさせない両チーム。
開始直後から、WESTがキーパーとの一対一を迎えるも、EAST1番那須(GUSTA)がビッグセーブ。白熱した試合展開を予期させた。
WESTは前半5分、楠本(CRACKS)が高い位置から絶妙なフリーキックを混戦のエリア内へ蹴り込むもうまく合わせることが出来ず。
EASTはここまで交流戦全勝の前線HUMANトリオ、藤林、宝代、緒方を中心としたパス回しでWEST守備陣を崩しにかかる。
前半10分、EASTが前線で緒方、藤林、佐々木(青理)と繋げセンタリング。中で待つ宝代が頭で合わせるもボールはゴール上へ外れる。
前半15分はWEST。子気味よく繋いだボールをバイタルエリア中央から仲切(原谷)がフリーでシュートを放つも、ボールはゴールを超えここで前半終了。
選抜同士の攻守にわたるハイレベルな戦いが続いた。
後半に入り、7分、EAST中村(立教)がFWの浅田(立教)、宝代とパス交換をし中央へ切り込み、最後は再び宝代がセンタリングを頭で合わせるも枠外。
その直後試合が動く、EAST最終ラインのボールをWESTが奪い、最後は芝山(CRACKS)が冷静に沈めついに先制。
結局このゴールが決勝点となり、昨年まで続いたEAST負けなしをWESTが壊し、勝利を挙げた。
最後に、第一線で選手として活躍していた宮沢ミシェル氏、三浦淳寛さんの目には同好会カテゴリーはどのように映っているのか伺ってみた。
宮沢氏「七年前、初めてこの大会に来るまでは、自分が学生時代ずっと体育会でプレーをしていてたのもあって正直いいイメージはありませんでした。(笑)。でも実際生で見てみるとみんな本当に真剣だったんです。」
三浦氏「それは本当にびっくりしましたね。直接指導をしているとき、みんな小学生みたいに純粋な目で私を見てくるんですよね。(笑)」
宮沢氏「みんな吸収力がすごいよね。あと、当日の夜中に出発してきたのに朝会場に着くなり、グラウンドでボールを蹴り始める姿を見て、みんな本当にサッカーが好きなんだなあって嬉しくなりました。(笑)」
三浦氏「今回は各チームに短い時間しか指導できなかったけど、みっちり一日トレーニングとかしたら面白そうだなあと思いましたね。皆さんこれからも頑張ってください!」
最終日、選手たちの表情から疲労感以上に充実感が感じ取れたことは言うまでもない。元日本代表からの指導を受けた各チームの今後の活躍に注目だ。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【新関東リーグ2021・1部第5節マッチハイライト】新関東リーグも遂に折り返し。勝ち点を積み上げ、優勝に近づいたチームはどこだ!?
10月16日(土)に開幕した2021年の新関東リーグも第5節で折り返しを迎え、目が離せない稀に見る大混戦となっている。 11月6日(土)、鹿島ハイツで行われた新関東リーグ第5節の結果…
read more BeYonD 編集部【BMOM36】福井廉人(2年=函館大有斗) PK3本ストップの活躍で勝利に貢献
【新関東カップ2017 1回戦】K9 football park ICHIHARA 東京理科大学Ⅱ部体育会蹴球部 0-0(pk3-2) 千葉大学サッカー同好会 GK福井廉人(2年=函館大有斗)…
read more BeYonD 編集部【BMOM100】梶原大和(2年=都立狛江)記念すべき100回目を飾ったのは、”強くて走れる”早稲田稲穂の長身フォワード!!
2016年11月に行われたアットホームカップ関東大会決勝で初めて執筆されたBMOMも、今回で100回目を迎えた。記念すべきビヨンド初のBMOMは早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)の"いぶし銀…
read more BeYonD 編集部【BeYonD協賛イベント】ドルトムント観戦ツアーはいったい誰の手に!?豪華賞品をかけたHIS主催フットサル大会!!
2017年10月28日(土)MIFA Football Palkにて、私たちBeYonDが協賛させていただいたイベントが行われた。その名も… ~本場の海外サッカーを観に行こう~ HIS主催フットサ…
read more BeYonD 編集部【BMOM6】MF小田島圭吾(2年) ゴリゴリとゴールを決め2得点の活躍
重戦車 小田島 第5節、6位明治大学グルービーキッズは、明治大学体同連サッカー部と対戦した。結果は3-0とグルービーが明治ダービーを制した。明治ダービー勝利の立役者は、2得点と大活躍した23番小田島…
read more BeYonD 編集部【新関東リーグ2020・1部第4節マッチハイライト】リーグ中盤戦。優勝争いの結果は?!
11月8日、新関東リーグ2020・1部第4節@鹿島ハイツ、矢田部Aグラウンドの速報がこちら。 ①中央大学フースバルクラブ VS 早稲田大学理工サッカー部 (以下:中央フースバル、早稲田理工) …
read more BeYonD 編集部【BMOM11】 妹尾 空(3年)が守備の要として勝利に貢献
超高層ヘディングマシーン 妹尾 明治大学グル―ビーキッズは第6節に、青山学院大学理工サッカー部と対戦した。結果は1-0で明治グル―ビーが勝利した。グル―ビーは後半開始早々に奪った…
read more BeYonD 編集部【BMOM53】武田海青(1年=東久留米)縦横無尽にピッチを駆け巡るバンビのダイナモ!
新関東カップ2017三回戦日本大学教育学部サッカー部BAMBINO(以下バンビ)と明治大学ESPERANZA(以下エスぺ)との試合はバンビが5-0の快勝で幕を閉じたが圧倒的な存在感でピッチを駆け巡って…
read more BeYonD 編集部【BMOM20】長瀬良太(2年) 稲穂の次期王様が1ゴール1アシストの活躍で三ッ葉キッカーズをねじ伏せる
次世代の王様 強風のなかで行われた東西対抗戦は、新関東FLを全勝で優勝した稲穂キッカーズが関西の三ッ葉キッカーズに押し込まれるかたちとなった。前半27分、劣勢の中10番今井(3年=都立駒場)のニアへ…
read more BeYonD 編集部【BMOM85】池田洋平(3年=八千代)負けられない一戦での値千金の先制ゴール!苦しみ続けたキャプテンが1部残留を手繰り寄せる。
【新関東リーグ2017・1部最終節】鹿嶋ハイツ第1グラウンド 早稲田大学FC.GUSTA 2-1 立教大学サッカー愛好会 早稲田グスタは残留のために負けられない一戦で見事勝利し、1部残留を果た…
read more BeYonD 編集部




