【新関東リーグ2017・1部第6節ハイライト】稲穂の優勝は次節までお預け!より激化する残留争い!

高橋佑輔

11月11日、ZOZOPARK にて新関東リーグ2017 ・1部第6節が行われた。
リーグ戦も終盤に差し掛かり優勝争い・残留争いが一層過激となり見所の多い試合となった。

明治大学体同連サッカー部  明治大学Groovy kids

第1試合は明治大学ダービーとなった。お互い勝ち点を積む以上に、同校としてのプライドをかけた一戦となった。
試合は前半30分に動く。明治体同連のエース8番遊馬(3年=熊谷西)が今リーグ5得点目となるゴールで明治体同連が先制。前半は明治体同連がリードで折り返す。
後半は拮抗した試合が展開されたが、後半21分明治グルービー0番阿部(2年=前橋)がクロスボールにあわせ貴重な同点弾を上げる。
このまま試合は終了し、因縁の明治大学ダービーは勝ち点を1ずつ分け合うことになった。

 

明治大学生田蹴友会 – 中央大学体同連フースバルクラブ

第二試合は残留のために勝ち点の欲しい明治生田と調子を取り戻し波に乗る中央フースバルであった。
前半は中央フースバルが主導権を握りつつも、お互いにチャンスを作り出す見ごたえのある試合となった。
前半はスコアレスで折り返したが、後半14分についに試合が動く。
中央フースバル62番中村(2年=洛南)が左サイドから対角に強烈なミドルシュートを突き刺し先制点を挙げる。さらに中央フースバル78番小竹(1年=新潟明訓)が追加点を挙げて、2-0で中央フースバルが完封勝利を飾った。
中央フースバルは2位に浮上、明治生田は単独の最下位となってしまう結果となった。

52d86477-baa4-4692-81d5-0d1606682a33

早稲田大学FC.GUSTA – 青山学院大学理工サッカー部

第3試合は共にパスサッカーを主軸とするチーム同士の対戦となった。
序盤からお互いにパスをつないで攻め合い、チャンスの多く見られる試合展開となる。
すると後半2分、早稲田グスタ21番三橋(1年=國學院久我山)が右足を振り抜き待望の先制点を挙げる。
その後早稲田グスタは青山理工から猛攻を受けるも、早稲田グスタGK那須(3年=延岡)のPKストップなどもあり、見事シャットアウト。
早稲田グスタはリーグ戦初勝利を飾り、残留へと望みをつないだ。対する青山理工は勝ちで終わるために首位稲穂に打ち勝つことができるのか。

dff78fd3-7a13-4212-ad39-e1230b3fb3c7

立教大学サッカー愛好会 – 早稲田大学稲穂キッカーズ

第4試合は立教愛好会と早稲田稲穂が顔を合わせた。
早稲田稲穂は今節勝利すれば優勝そして連覇が決まる大一番。
優勝への重圧のせいか、試合序盤は立教愛好会が攻め込む時間が続く。
すると、前半8分立教愛好会のシュートボールを早稲田稲穂GKが処理を誤ってしまう。このこぼれ球を98番山本(1年=ヴィッセル神戸U-18)が押し込み、立教愛好会が先制する。
後半になると首位稲穂もリズムを取り戻し攻撃に出る。そして後半30分、早稲田稲穂のこの日2本目となるPKを10番長瀬(3年=國學院久我山)が確実に決めて同点とした。そして勝ち点1を分け合う結果となった。
早稲田稲穂の今節での優勝はなかったものの、最終節で決めることはできるのか。

【第6節】(11月11日)

[Zozopark Honda Football Area]

明治体同連 1–1 明治グルービー
[体]遊馬(30分)
[グ]阿部(56分)

明治生田  0–2 中央フースバル
[フ]中村(49分)、小竹(57分)

早稲田グスタ 1–0 青山理工
[グ]三橋(38分)

立教愛好会 0–2 早稲田稲穂
[立]山本(3分)
[稲]長瀬(65分)

d39a81f6-2bf7-4b1a-a67e-e77fb8f46fe6

 

Written by

高橋佑輔

takahashi

早稲田大学 FC.GUSTA

Keywords

Recommend

コラム 2016.12.22

初代「Beyon d’Or」決定

BeYondによる新企画!!!   その名も「Beyon d'Or」※ビヨンドール どこかで聞いたことがあるような響きですよね。   そうです国際サッカー…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.06.16

【大好評イベント!】マネージャーカレッジ開催!

みなさんこんにちは! BeYonD兼稲穂キッカーズマネージャーの高橋ちひろです。   普段はプレーヤーメインの記事が多いですが、 今回はマネージャーの皆さんにお知らせ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2023.02.14

【試合ハイライト】1,2年生学年別ラウンド決勝、学年最強の称号を手にするのはどのチームか!?

2月13日雨が降り気温も下がる中、駒沢オリンピック公園総合運動場にて1,2年生各カテゴリーの王者が決まる熱い試合が繰り広げられた。   1年生中央大学フースバルvs青山学院理工サッカ…

read more とーや Dしゅんぺい
コラム 2024.09.05

[マガジン杯] 第42回マガ杯直前! 今年の注目選手はこいつらだ!

大会注目選手を一挙紹介! 開催を目前に控えた第42回サッカーマガジンカップオープン大会2024! 例年、夏最高の盛り上がりをみせる今大会の注目選手を紹介する。   立教大学サ…

read more 石井寛己
コラム 2017.06.22

【新関東カップ2017決勝戦】マッチプレビュー

4月に始まった新関東カップ2017の2カ月に及ぶ戦いがついに今週末終わりを告げチャンピオンが決定する。 今回は見事決勝戦に駒を進めることになった2チームのこれまでの戦いぶりを振り返り、勝負のポイント…

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.06.15

【BMOM99】藤尾 圭吾(2年=実践学園)が2ゴールを挙げる活躍

6月10日、日中に降った雨の影響でグラウンドに水たまりができる中、新関東1部の明治大学体同連サッカー部を下した日本大学法学部サッカー部(以下:日大法学部)は青山学院大学理工サッカー部(以下:青山理工)…

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.02.24

【BMOM90】圧巻のゴールラッシュ。藤生凛太郎(2年=柏日体)がハットトリック達成。

2月23日に行われた上智大学の学内戦決勝はFUN-ta-SISTER (以下:上智ファンタ)AとFUN-ta-SISTER Bとの同サークル対決となった。結果は7-0とAチームが流石の強さを魅せ圧巻の…

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.06.01

【マネの想いvol.3】“1番伝えたいのはプレーヤーへの感謝”

第3弾となるマネージャーの想いを語ってくれたのは、 早稲田大学理工サッカー部 3年 山下美穂さん(左から2番目)     −早稲田大学理工サッ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2022.02.08

バレンタインデー間近!サッカーサークル内のプレゼント事情を覗き見👀

2月がスタートし、1年に1回のイベントが近づいてきましたね。 そう!バレンタインデーです!   例年、お菓子を用意したり、動画を作成したりと各チームで様々なバレンタインデー…

read more 木村彩歌
コラム 2020.11.07

【新関東リーグ2020・1部第3節マッチハイライト】連勝か、初勝利か。絶対に負けられない戦いの行方は?!

11月7日、新関東リーグ2020・1部第3節@鹿島ハイツの速報がこちら。 ①中央大学フースバルクラブ VS 早稲田大学HUMANF.C. (以下:中央フースバル、早稲田ヒューマン) 開幕2連…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-