【新関東リーグ2022・1部・2.3節マッチハイライト】過密日程となった2日目。2連戦を物にするのはどのチームか!?
柴田尋生第2節 中央大学体同連フースバルクラブ VS 明治大学生田サッカー蹴友会
前節、早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)に敗れた中央大学フースバルクラブ(以下:フース)と、明治大学groovykids(以下:グルービー)との明治ダービーを引き分けた明治大学生田サッカー蹴友会(以下:生田)の試合。試合はフースが押し込む時間が多く、生田が組織的に守る展開。フースはコーナーから4番山口輝(4年=中京大中京)が頭で合わせるがクロスバー。生田も終了間際に流れを作り、猛攻を仕掛けるもフースの体を張ったディフェンスで試合はスコアレスドロー。2節終えてお互い未勝利となった。
第2節 早稲田大学HUMAN F.C. VS 早稲田大学理工サッカー部
立教サッカー愛好会(以下:立愛)に2-3の打ち合いで敗れた早稲田大学HUMAN F.C.(以下:HUMAN)と、青山学院理工サッカー部(以下:青理)に後半ロスタイム劇的ゴールで勝利し、勢いに乗る早稲田大学理工サッカー部(以下:早理)の試合。拮抗した展開だったが、前半33分に試合が動く。HUMAN60番梅澤周作(3年=小松川)のコーナーから25番名古路立樹(2年=千種)がボレーで合わせ先制。対して早理は綺麗な崩しでHUMANゴールに迫るが、後一歩が届かない。1点を守り切り、HUMANが初勝利を収めた。
第2節 早稲田大学稲穂キッカーズ VS 青山学院理工サッカー部
マガジンカップではお互いに結果を残したカード。昇格組の青理は前年度王者稲穂に食らいつく。稲穂も得意のセットプレーで青理ゴールに迫るがどちらもゴールネットを揺らすことが出来ない。膠着状態が続き、このまま試合終了かと思われた後半30分、稲穂44番田中駿也(2年=県立多摩)のコーナーから4番横井創(3年=早稲田実業)がヘディングで合わせ稲穂が青理のゴールをこじ開ける。劇的勝利で王者の意地を見せつけた。
第2節 明治大学Groovykids VS 立教大学立教サッカー愛好会
初勝利が欲しいグルービーと、前節HUMANに3得点で勝利し、勢いに乗る立愛の試合。前節通りの攻撃力を見せつけたい立愛だが先制したのはグルービー。前半18分、ゴール前の混戦から45番諏訪颯士(2年=鹿児島)が先制ゴール。立愛も10番高田(3年=真岡)目掛けボールを集めるが、グルービーのセンターバックがシャットアウト。後半は五分五分の展開。立愛のプレスがはまり、グルービーのパス回しをカットしていく。コーナーから立愛23番上田翔太(2年=城東)が合わせ同点。その後は立愛のペースになったが、得点は動かず1-1で試合終了。
第3節 中央大学体同連フースバルクラブ VS 立教大学立教サッカー愛好会
未だ勝ちが無いフースに対し、1勝1分の立愛とどちらも負けられない試合。フースがボールを持つ時間が長く、立愛はカウンターで応戦した試合展開。フース55番二井田樹(2年=広島皆実)のコーナーキックを、1度は弾かれるもこぼれ球に反応した58番広瀬蒼雄大(2年=高松商業)が左隅に強烈なボレーを差し込みフースに待望の初ゴールが生まれる。後半、試合が進むにつれ立愛のペースになっていくが、試合終了間際、途中出場のフース10番岡本共生(3年=東福岡)がコーナーからのカウンターを決め切り、フースが追加点。2-0で試合終了。フースが初勝利を収めた。
第3節 早稲田大学HUMAN F.C. VS 青山学院理工サッカー部
サッカーマガジンカップ準々決勝では、PKまでもつれ込む激戦だったカード。試合は終始HUMANのペース。前半15分、HUMAN28番小山尚紀(2年=静岡学園)のかかとでの華麗な落としを8番竹野豪(2年=奈良)が胸トラップ、左足を振り抜きHUMANが先制。更に後半31分、途中出場の21番安岡晃(2年=ZOTT WASEDA)がカウンターで持ち上がり、スルーパスに抜け出した28番小山がキーパーの股を抜き2点目。そのまま2-0で試合終了。HUMANは前日の敗戦から持ち直しこの日2連勝。一方青理は3連敗と後がない状況となった。
第3節 早稲田大学理工サッカー部 VS 明治大学生田サッカー蹴友会
1勝1敗の早理と2分の生田、理工ダービーの試合は拮抗した展開となった。前半は生田のペース。生田GK46番山田大晴(3年=国士舘)が大きく蹴ったボールを19番中野耕太郎(2年=國學院久我山)がディフェンスに囲まれながらもキーパーの頭上を超えるシュート。GKのアシストで生田が先制。後半は早理のペース。早理77番奥田大夢(2年=専修松戸)や10番草柳祐介(3年=静岡学園)を中心として早いパス回しと高い技術で生田ゴールに迫るが決定機を決め切ることが出来ずゲーム終了。早理はこの日痛い2連敗。対して生田は未だ負け無しとなった。
第3節 早稲田大学稲穂キッカーズ VS 明治大学Groovykids
現在2連勝と勢いに乗る首位稲穂と、2分と何としても勝利が欲しいグルービーの試合。先制したのは稲穂。前半23分、稲穂7番奥野開(3年=早稲田実業)のセットプレーに4番横井が合わせる。1度弾かれるも横井がゴールに押し込み先制。グルービーは得意のパス回しと高い技術で稲穂ゴールに迫るが、稲穂の硬い守備を崩せない。1-0で試合終了。グルービーは3節を終えて勝ち点が2となった。対して3連勝の稲穂は全ての試合で1-0と堅守が光る結果となった。
Written by
柴田尋生
shibatahirooki
Keywords
Recommend
【新関東FL2部自動昇格戦】マッチプレビュー 最高峰の舞台”新関東1部”へ昇格するのは
先週19日に、最終節を消化した新関東FL2部。各ブロック1位のみが1部昇格の道を許された狭き門をくぐり抜けたのはAブロックからは慶應義塾大学キッカーズFC(以下慶應キッカーズ)、Bブロックからは大方の…
read more BeYonD 編集部[新歓記事vol.5] 新入生必見!中央大学サッカーサークル紹介!!
こんばんは!中央大学にご入学の皆さん、おめでとうございます! サッカーサークルに興味を持ってくれた皆さんに・・・ 今回は第5弾!激戦地区『中央大学』のサッカーサークル特集です! 今回…
read more BeYonD 編集部【BeYonD History vol.2】”サッカー同好会を胸張って語れる場所にしたい”高橋佑輔
普段は中の人が見えないBeYonDのこれまでとこれからを紐解いていく新企画BeYonD Historyvo.1はもう読んでいただけましたでしょうか?vol.2はvol.1に登場した"真面目老害"の古平…
read more BeYonD 編集部【BMOM26】諸井悠理 (1年=鹿島学園) 「最高峰のスーパールーキー」
2月16日に行われた日本大学学内戦決勝トーナメント。決勝戦まで勝ち上がったのは日本大学教育BAMBINO Bと日本大学法学部サッカー部だった。 日大法学部は前半に先制されるものの、直後に1点を返し試…
read more BeYonD 編集部【H.I.S.主催ドルトムント選手交流会&マーケティングセミナー】愛されるクラブになるためには?同好会運営へのヒントがここにある!
2017年7月、香川真司選手も所属するブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントは2年ぶりとなる日本ツアーを行いました。 ドルトムントのツアーパートナーとして旅行代理店のH.I.S.が契約を結び今回…
read more BeYonD 編集部【同好会基礎情報Vol.4】早慶MARCHの頂点!圧倒的試合数をこなすUNION LEAGUEってなに?
【同好会基礎情報Vol. 4】 早慶MARCHが覇権を争う?!圧倒的な試合数をこなすUNION LEAGUEとは? 大学サッカー同好会カテゴリーの様々な大会・イベントな…
read more BeYonD 編集部【マネの想いvol.6】”気づいたら一生懸命になっているもの、自分次第でいくらでも楽しめる!”
第6弾となるマネの想いを語ってくれたのは、 立教サッカー愛好会3年の竹本小雪さん(写真左)、冨田あいさん(写真右)のお二人です! —立教サッ…
read more 中込 こころ【新歓記事vol.9】新入生必見!!駒澤大学、神奈川大学、上智大学の各サークル紹介!
BeYonDプロジェクト 本日はこれまでに紹介されなかった大学の主要サークルについて紹介していきます! 大学生活を楽しみたい!という駒澤、神大、上智の新入生の皆さんは是非参考にしてください! 駒…
read more 阿部真珠【就活必勝法】26卒が語る!サークル活動と就活の両立術とは?
こんにちは〜!beyond編集部です💛 6月!新歓も一段落し、新しい学年に少しずつ慣れてきた頃かと思います。さて、夏休みが近づくにつれて、「そろそろ就活を本格的に考えなきゃ…」と感じ始めている人…
read more 松原 柚良今年も開催!BeYonDカップ 2025!
第2回ビヨンドカップ 8月5日、我々ビヨンド主催のソサイチ大会「ビヨンドカップ」を開催しました!昨年に続き2回目となる今回は、千葉県野田市にある「小さな森の家フィールド」にて、今年もエベスポーツ様の…
read more 森山 純平
