【新関東リーグ2018 1部・第4節】波崎に応援歌が鳴り響いた!早稲田稲穂vs立教愛好会 伝統の対決はいかに?
高橋佑輔RESULTS
新関東リーグ2018 1部・第4節
稲穂キッカーズ
サッカー愛好会
10月27日、波崎・谷田部サッカー場にて新関東リーグ1部・第4節が開催された。
雨上がりで芝生は濡れていたが、波崎特有の風は穏やかであった。応援が許された環境で迎えた第2試合、対戦カードは早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と立教大学サッカー愛好会(以下:立教愛好会)。
大きな応援合戦を後ろ盾に試合はキックオフ。
(早稲田稲穂スタメン)
(立教愛好会スタメン)
前半
立ち上がり、勢いよく試合に入ったのは早稲田稲穂。
前半2分、右サイドのコーナーキックから3番下村(3年=都立駒場)が頭で合わせる。
その勢いのまま7分に早稲田稲穂は先制に成功。
右サイドを5番梶田(3年=早大本庄)と47番山根(2年=湘南)が突破する。ペナルティーエリア内で切り返した山根は相手の足にかかり倒れるが、プレーは続行。
このこぼれたボールをキャプテン近藤(3年=日大藤沢)が右足を振り抜きゴール左へと突き刺した。
立教愛好会はこの日左サイドでスタメンの16番山本(2年=ヴィッセル神戸U-18)へとボールを集め、ドリブルで打開を試みるも早稲田稲穂は徹底したマークで自由を与えない。
この日も立教愛好会キャプテン内海(3年=春日部共栄)は最終ラインのレジスタとして君臨。ボヌッチを彷彿とさせるロングフィードで素早くチャンスを演出する。
立教愛好会が押し込む時間が続くが、この状況を打破したのが早稲田稲穂3番下村。
20分、左サイドのコーナーキックから下村が頭で合わせて追加点を奪う。
立ち上がりは同じような形でゴールすることができなかったが、2度目はしっかりと決めて見せた。
前半の内にあっさりと二失点を喫してしまった立教愛好会だが、やるべきことは変えない
。センターバックの内海、岡田(3年=國學院久我山)のサイドチェンジを起点とする攻撃を続ける。
そして25分、立教愛好会が1点を奪い返すことに成功。
オーバーラップした2番高橋(3年=立教池袋)が左サイドをえぐると、フワリとしたクロスを供給。このボールにボレーで合わせた8番茂木(3年=日野台)が綺麗にゴール右隅へ流し込んだ。
試合会場には早稲田稲穂の昨年度のキャプテン、幹事長、エースが足を運び、選手以上の大声で稲穂イレブンを激励し続ける。それに答えるかのように1点リードで前半を折り返す。
後半
立ち上がり、再び電光石火の一撃を食らわしたのは早稲田稲穂。
5番梶田が俊足を生かしたオーバーラップで右サイドを駆け上がるとクロス。
FW井尻(3年=静岡北)のシュートはミートせずファーサイドに流れてしまうが、こぼれ玉を10番中島(2年=早大本庄)が強烈に蹴り込み3点目。
立ち上がりの時間をうまく攻略する早稲田稲穂が試合を動かした。
立ち上がりを突かれた立教愛好会だが、今回は相手の得点後を突き返す。
12分、立教愛好会16番山本が華麗な個人技で左サイドを突破すると40番赤間(2年=八千代)がクロス。
ファーに流れたボールを10番谷口(3年=桃山学院)が押し込み再び立教愛好会が1点を返す。
同点弾の欲しい立教愛好会は積極的にロングボールを早稲田稲穂陣地に蹴り込むが、早稲田稲穂は全員が空中戦に強い。
中でも3番下村はことごとく相手のロングボールを跳ね返し続ける。
また立教愛好会山本のドリブルに対しても早稲田稲穂梶田が粘りよく付いて行き決定的な仕事をさせない。
早稲田稲穂は20分にも交代出場の室橋(2年=國學院久我山)のクロスにセンターバック安藤(3年=都立立川)が頭で合わせるもキーパー正面。
その後、立教愛好会がボールを保持し、相手ゴールへと迫る。
しかしなかなかシュートまで持っていくことができず、試合終了の笛が鳴り響く。
早稲田稲穂はシンプルなクリアと疲れを知らない激しいチェイシングで1点差を守り抜き、初勝利を掴み取った。
勝利した早稲田稲穂は立ち上がりという難しい時間に勢いよく試合に入り込むことで合計3得点を挙げた。
3節終了時に2分1敗というスロースタートとなったが、早稲田稲穂の反撃はここから始まる。
残り3試合、伝統の縦に速い攻撃と激しい守備で勝利を掴みとる姿に注目していきたい。
Written by
高橋佑輔
takahashi
早稲田大学 FC.GUSTA
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