【BMOM42】鉄羅周太(2年=郡山)驚異の無回転キッカーの強烈な一撃で試合を決定づける!
BeYonD 編集部5月20日新関東3部所属の首都大学東京八雲FC(以下:八雲)は、同リーグ2部所属の慶應義塾大学FC.e.l.f.(以下:e.l.f.)と対戦した。
立ち上がりの得点で試合を優位に進めた八雲だったが、後半は交代メンバーをうまく使い流れを掴んだe.l.f.に押し込まれ始める。
八雲無人のゴールへ吸い込まれたシュートを39番宮下(2年=仙台三)がゴール寸前で掻き出すなど、リードをしながらも苦しい展開となった。
すると終了間際の後半28分、押し込まれる時間帯で守備に奔走していた38番鉄羅(2年=郡山)が会場の空気を一変させる。
ゴール正面、ペナルティーエリア10メートル手前の位置で八雲はフリーキックを得る。
これを鉄羅が長い助走から右足を振り抜く。
ドスンと重たい音を立てて放たれたボールは無回転になり、無回転特有の軌道を描きキーパーはこれに一歩も動くことができずゴールに吸い込まれた。
決定的な場面を作られながらも必死に守り続けた八雲の勝利を決定づける鉄羅会心の一撃で2部所属のe.l.f.を見事3-0で下した。
試合を終え鉄羅は
「最終ラインの好守があっての無失点での勝利でした。終了間際に無回転FKを決めて印象を残すことができ良かったと思います。次の試合も勝ち進めることができるようにチーム全員で頑張ります」とコメント。
彼が語ったように粘り強い八雲ディフェンダーの守備があったからこそ生まれた鉄羅の無回転フリーキックであった。
3回戦の相手は2部強豪、慶應理工学部体育会サッカー部。
初戦から勝ち上がってきた八雲がどこまで快進撃を続けることができるのか。
お得意の粘り強い守備から鉄羅の無回転シュートがさく裂すれば十分勝算が見えてくるだろう。
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