【BMOM57】河瀬雄哉(3年=高松)チームを救う2連続ビッグセーブ!頼れる守護神の駆け引きが稲穂を勝利に導く!
BeYonD 編集部6月3日新関東カップ2連覇中の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)は同校の早稲田大学FC.GUSTAと(以下:グスタ)と対戦した。
先週の日本大学法学部サッカー部戦では、爆発的な攻撃力を披露した稲穂だったが、この日のヒーローはそんなチームを後ろから支えるある男だった。
前半開始直後にスーパールーキー中島(1年=早大本庄)が電光石火の先制ゴールを挙げるも、徐々に流れは足元の勝るグスタに持っていかれてしまう。
得意のパスワークから完全にディフェンスラインを崩され失点を許してしまう。
後半は運動量で勝る稲穂が息を吹き返し、77番中島と7番坂梨(3年=早稲田実業)のゴールで突き放すも試合終盤、再び稲穂は2点を追いかけるグスタの猛攻に遭う。
何度も決定機を迎えられピンチに陥る稲穂を救ったのは守護神の河瀬(3年=高松)だった。
後半20分過ぎ、スルーパスで完全にディフェンスの裏を取ったグスタ9番金田(1年=國學院久我山)は目の前のキーパー河瀬に対して10番安東と2対1の状況を作り出す。
金田は横の安東に丁寧なラストパスを送り、後は安東は無人のゴールに流し込むだけだった。
しかし、これに絶妙な駆け引きで反応した河瀬は、わずかにパスの軌道を変えこのピンチを防いだ。
極めつけは終了間際、同点ゴールを挙げた8番大野が再びキーパー河瀬と1対1に。
これも抜群のタイミングで飛び出した河瀬は右足一本でセーブ。
前半にゴールを許した相手に見事リベンジを果たし試合を締めくくった。
終了間際のビッグセーブについて河瀬は「一対一に関しては得意なので、キーパーの間合いで対応できました。準々決勝を突破できて素直にホッとしています。」とコメント。
その言葉の通り自らの間合いに持ち込む技術はさすがであった。
準決勝の立教大学サッカー愛好会戦への意気込みを聞いてみると「稲穂の目標である三冠日本一のために、まずは目の前の準決勝に集中して、驕らず常にチャレンジャー精神で戦いたいです。」
三連覇をかけて挑む大会でもしっかりと地に足をつけ戦う守護神の姿勢は何とも頼もしい限りだ。
苦しい試合展開の中でも勝ち切る稲穂の強さは今年も健在だ。
グスタ戦でその勝負強さを体現したキーパー河瀬に注目してみると面白いのではないだろうか。
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