【BMON114】遊馬幹彦(4年=熊谷西)カンテにアザール?!今回のBMONは多彩なプレーを持つあの男!

BeYonD 編集部

11月3日鹿島ハイツで行われた新関東1部第5節。明治大学体同連サッカー部(以下:明治体同)と立教大学サッカー愛好会(以下:立愛)のフィジカルとテクニックが相対した。結果から先に言おう。結果は3対3。壮絶な展開だった。

明治体同は立愛に3点を先取され、もう敗北が決まったようなそんな雰囲気が会場には流れていた。見ていた私も立愛の完全勝利だと思っていた。だが明治体同の選手達は諦めていなかった。そこから怒涛の3得点。衝撃の展開に驚きを隠せなかった。そんな体同の3得点のうち、1点目のPKを決め、異彩を放つ活躍をしていたのが今回BMONである明治体同の遊馬幹彦(4年=熊谷西)である。

b78531a1-ee9e-421a-aa65-4b19e411b4f7

遊馬のプレーは小柄ながらフィジカルが強く、セカンドボールの回収、卓越した技術を持っていて、さながらフランス代表のエンゴロ・カンテを彷彿させるプレーをしていた。

遊馬のプレーはそれだけでなく、足の速さ、フィニッシュまで持っていくドリブルはベルギー代表のエデン・アザールのプレースタイルにも似ていると思った。

カンテにアザール。全て揃っているんじゃないかと、もう無敵なんじゃないかと、こんなプレー憧れちゃうんじゃないかと、私はそう思っちゃいました。遊馬のプレーはそのくらい質の高いプレーだった。

そんな遊馬に今回の試合を振り返ってもらった。

「前半は自分のところでボールがおさまらなくて相手に主導権を握られてしまったんですけど、後半はそれが改善できたうえにチーム全員が相手より走って、球際の勝負にも勝っていたので3点差を追いつくことができたと思います。」

謙虚に体同のメンタルの強さを物語ってくれた。

次に普段プレーで意識していることを聞いてみた。

「強引な形でもシュートで終わらせることはいつも意識してます。試合を自分達の流れにするためやカウンターの防止になるし、個人的にもシュートを打つことで波に乗っていくタイプなので。」

とセカンドボールの回収だけでなく、ストライカーの面も持ち合わせていることがコメントから分かる。

体同の来年の選手達も気になったので、遊馬が思う自チームの注目したい、1、2年生を聞いた。

「辻 良太朗(2年=都立三鷹)です。彼も僕と同じFWなんですけどボールがよくおさまって、冷静で的確な判断ができる選手なので今後も体同連の攻撃を牽引していくと思います!」遊馬が期待する2年生辻にも今後要チェックだ!

最後に今後の試合について

「得点で勝利に貢献することはもちろん、4年生で迎えた最後の新関東リーグを楽しみたいです!」

と4年生の意地を見せる力強いコメントを残してくれた。

遊馬ら4年生にとっては最後の新関東での戦い。とても最近まで就活をしていたとは思えない体同の4年生軍団の活躍に残りのリーグ戦も目が離せない!

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2020.05.11

【特別企画】Leo the footballにインタビュー!「Leo the football」編!

みなさんおうち時間はいかがお過ごしですか? 前回に続き今回も、分析官兼サッカーYoutuberとして登録者数10万人を誇る「Leo the football(レオザフットボール)」さん(以下レオ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.16

【マネの技術Vol.3】もしもの大怪我に備えておきたい技術をあの美女マネが!?〈応急処置編〉

ほとんど起きませんが、1年に数回は起こるのではないでしょうか。素人には判断がつきませんが、応急処置としてできること、してはいけないことがあります。 これを読んで、頼り甲斐のあるマネージャーになろ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2023.05.08

【新歓記事vol.10】元幹事長に聞いてみました!新歓の極意!

こんにちは!BeYonD編集部です! 4月も終わりに差し掛かり、各サークル新歓活動も盛り上がってきているのではないでしょうか。ということで今回の記事は新歓をする側の2,3年生に向けた内容になって…

read more 野口日向
コラム 2017.04.22

【チームの根vol.4】”同好会の黒子の中の黒子”中央大学サッカー同好会 長谷川拓(4年=日野台)

今年度で設立50年と深い歴史を誇る中央大学サッカー同好会(以下、同好会)。今回は、自他共に認める"ノリと勢い"のチームを陰で支え続けた、元副会長、長谷川 拓[留学中(時差13時間)]に焦点を当てた。 …

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.09.28

1マネが語るサッカーサークルのイメージとは?

今回は、この夏新たにサークルデビューした 3人の1マネにサッカーサークルについてインタビューしました。   サッカーサークルを選んだ理由や印象、実際入ってみて感じたことなど…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.03.29

【BMOM32】蓮池壮(2年=錦城)”リコタイのレジスタ”が推進力抜群の攻撃陣のタクトを振る

【BMOM32】慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部 蓮池壮(2年=錦城)     3月27日の慶應義塾大学学内戦・決勝では、FC.ESPALDの組織的な守…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.27

【マネの想いvol.8】"無冠の代とは言わせない"

–稲穂キッカーズ(以下稲穂)は練習がすごく厳しいことで有名ですよね。 週3回、午前に2時間練習します。早いときは8時から。2時間集中して練習を行います。遅刻は絶対にだめで、1年時からプレマネ関係なく…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.20

【新チーム始動インタビューvol.8】”早稲田大学 稲穂キッカーズ”

昨年度、新関東カップ、アットホームカップ、新関東リーグで優勝を果たし、日本一に輝いた早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)。 まさに「稲穂の年」と言われた昨シーズンが終わり、新シーズンが幕を開け…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.03.15

【チームの根vol.3】”無賃雇用” 明治大学Groovy kids 儘田和也(3年=國學院久我山)

  昨年度、タレントを兼ねそろえ好成績を残した“異端児”Groovykids。その副代表と言うことで期待をしていくと、そこにいたのは顔の八割が俳優の佐藤次郎で構成された男だった。一見地…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.06.14

【BMOM62】長瀬良太(3年=國學院久我山) エースの自覚!圧巻の2ゴールで稲穂を3年連続決勝の舞台へ導く!

新関東カップ2017準決勝で早稲田稲穂キッカーズ(以下:稲穂)は立教サッカー愛好会と対戦し、見事決勝進出を果たした。3連覇への王手をかけたこの重要な一戦で、背番号10はいつも以上に輝きを放っていた。長…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-