【BMOM135】金田直輝(3年=國學院久我山)グスタの不動のエースが開幕戦で圧巻のプレーを魅せた!
BeYonD 編集部10月19日、早稲田大学FC.GUSTA(以下:グスタ)と早稲田大学理工サッカー部(以下:早理)の早稲田ダービーで今季の新関東リーグが開幕した。試合前まで降り続いた雨の影響でグラウンドには大きな水溜りが残っていた中試合は行われた。両チーム気迫のこもった試合が行われた開幕戦、一試合を通して持ち前の運動量で前線から守備をし続け、前半に2ゴールを挙げたグスタの11番金田直輝(3年=國學院久我山)をBMOMに選んだ。
BMOMに選出されたこと本人に伝えると攻守両方に渡った活躍から周りにいたチームメイトも納得の様子。
試合後金田選手に直撃すると、普段は不真面目キャラの金田選手からは想像できないような真面目で熱い気持ちを聞くことができた。
「早理との対戦は自分たちが幹部代になってから4度目の対戦で、いずれも勝利を収めているものの、全て厳しい試合でした。なので相手も強い気持ちを持って臨んでくると思っていました。
しかしグスタも現役、OB、マネージャーの応援のおかげで、とてもいい雰囲気で勢いを持って試合に入っていくことができました。早理に押し込まれる時間もありましたが、ピッチ内、外ともに声を切らさず、グスタの良さを出すことができたと思います。」
相手へのリスペクト、自分たちを支えてくれる人への感謝を忘れない彼の律儀な一面が全面に感じられた。
チームを勢いづける先制点、そして前半終了間際に見せたミドルレンジからのゴラッソについての感想を振り返ってもらった。
「カップ戦、マガ杯と得点いう形で勝利に貢献することができていなかったので2得点できたことはすごく嬉しく思います。ただ、得点にそこまでこだわりはないのでどんな形であれチームの勝利に貢献できればと思います。自分の持ち味は特に、チームの番犬としての前線からの守備にあるのでそこに注目して欲しいです。」
自分自身のチームへの献身性を垣間見せるコメントまで聞くことができた。今季のリーグ戦で意識している相手を聞いてみた。
「中大フースバルです。全員が足元の技術もあるし、フィジカルも強く、穴のない素晴らしいチームです。相手はマガ杯チャンピオンなので、自分たちはチャレンジャーとして挑みたいと思います。個人的には同じ“直輝”として小竹くん(3年=新潟明訓)には負けたくないです。堅実なプレーをしてチームの勝利に貢献したいです。」
カップ戦、マガ杯で思ったような結果が出せなかったグスタ全員の意気込みを代表して語ってくれた。さらに今シーズンは昨シーズンと違い一つ下がったトップ下で躍動しているが、ストライカーとしてのプライドも言葉にした。
最後に今年のチームの雰囲気、最後のリーグ戦にかける思いを話してくれた。
「他責で自分本位な奴ばかりですが、事実上のキャプテンとしてここまでうまくまとめられてきたと思います。特にマガ杯からチームとしていい雰囲気で取り組めているので、このまま勢いに乗ってグスタ史上初のリーグ優勝という快挙を成し遂げたいと思います。」
タレント軍団と称されるグスタであるが2月に行われた早稲田カップ以来タイトルからは遠のいており、チームのメンバー全員がタイトルに飢えている。そんなチームを代表して静かなる闘志を持つグスタのエースは思いの丈を語った。新関東屈指の攻撃力を誇るFC.GUSTAの快進撃に注目していきたい。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【同好会情報vol.9】あの宮澤ミシェルが指導!?東西交流戦とは
ついにやってきましたね夏休み!! テストやレポートに追われた日々ももうおさらばですね。 きっと寝坊してテストにいけなかったり、レポート提出を忘れてた…
read more BeYonD 編集部【マネの技術Vol.2】プレイヤーに強烈なボールが当たってしまったときに使える技術〈応急処置編〉
猿も木から落ちるみたいな感じに、プレイヤーもボールにあたる!! すぐに復活して、いや大丈夫なんかい!という場合もあれば、 ちょ・・・無理待って・・・ となってて心配になっちゃうことも…
read more BeYonD 編集部【BMOM132】太田陸生(3年=桜丘)勝利へ導くラストプレーの劇的ゴール!!
2019年6月2日に鹿島ハイツで新関東カップ準々決勝が行われた。第1試合の法政工体連サッカー部(以下:工体連)と青山理工サッカー部(以下:青理)の試合はラストプレーでゴールを決め、劇的な展開で終了。2…
read more BeYonD 編集部【BMOM76】小川潤之助(2年=杉並FC) 同好会カテゴリ屈指のハイレベルな闘いでチームを救った守護神!!
新関東リーグ1部第1節最も注目となったカードは間違いなくこの一戦だろう。 現在新関東FLカップとマガジン杯で2冠を収め悲願の三冠に挑む早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)と昨年度マガジン杯を制…
read more BeYonD 編集部【BMOM20】長瀬良太(2年) 稲穂の次期王様が1ゴール1アシストの活躍で三ッ葉キッカーズをねじ伏せる
次世代の王様 強風のなかで行われた東西対抗戦は、新関東FLを全勝で優勝した稲穂キッカーズが関西の三ッ葉キッカーズに押し込まれるかたちとなった。前半27分、劣勢の中10番今井(3年=都立駒場)のニアへ…
read more BeYonD 編集部【BMOM97】大木優(1年=慶應志木)が2アシストの活躍!立教愛好会撃破の立役者に!
[06.02 新関東カップ 2018 準々決勝 慶應e.l.f. 3 - 0 立教愛好会 ZOZO PARK HONDA FOOTBALL] 3回戦で同じ慶應大学で1部所属の慶…
read more 高橋佑輔【BMOM141】フースバルを今季初勝利に導く2ゴール!2年生FWが結果で応える!
11月6日に行われた、新関東リーグ2021・1部第5節でここまで勝利のなかった中央大学体同連フースバルクラブ(以下:フースバル)は欲しかった初勝利を挙げた。 この勝利に導いたフースバル19番岡本…
read more BeYonD 編集部【BMOM18】苅部杜行(1年) 決勝点アシストに加え、攻守で圧倒的な存在感を発揮
フースバルの心臓 苅部 中央大学体同連フースバルクラブは全国大学サッカー同好会選手権大会決勝戦で関西大学FC TRIOSに3-1と快勝し、全国制覇を成し遂げた。その試合で決勝点のアシストとなるロング…
read more BeYonD 編集部【審判の想い】〜番外編〜 そこのあなた審判にいつも文句を言ってはいませんか?
今回はマネの想いならぬ「審判の想い」と題して、審判の気持ちについて学生審判にインタビューをしてきました。 身近なようで身近ではない審判、そんな知られざる審…
read more BeYonD 編集部【BMOM65】米澤直也(3年=早稲田実業) 稲穂が誇る超強力サイドバックが得意のインターセプトから決勝ゴールをお膳立て!!
6月24日、新関東カップ2017の決勝戦が埼玉スタジアム第4グラウンドにて行われた。 新関東カップ3連覇を目指す早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)は、明治大学Groovy kids(以下グルービ…
read more BeYonD 編集部
