【新関東リーグ2022・1部・6節マッチハイライト】1・2位直接対決や、負ければ降格が決まる試合など重要な試合がひしめく第6節。優勝、残留へ前進したのはどのチームか!?

片岡優汰郎

早稲田大学HUMAN F.C.vs早稲田大学稲穂キッカーズ

前半開始直後は早稲田稲穂ペースで2度の決定機を迎えるがゴールには繋がらない。前半7分アーク右隣からの直接FK。ヒューマン28番小山尚紀(2年=静岡学園)が蹴ったボールはGKの逆をつき弧を描いて左サイドネットに吸い込まれた。その後は雷により中断。試合は延期となった。

【延期】早稲田ヒューマン1-0早稲田稲穂

中央大学体同連フースバルvs青山学院大学理工サッカー部

前半5分青理が先制する。10番久保田健心(3年=桐光学園)が左サイドを突破し、クロスをあげ70番畑中凌雅(2年都立町田)がシュートをうち1度は弾くも17番笹尾俊輔(3年=刈谷)が押し込んでゴール。前半11分で雷雨により一時中断となる。
前半28分中央フースバル55番二井田樹(2年=広島皆実)のコーナーキックに76番小嶋和典(4年=アビスパ福岡)がヘディングで合わせて同点に追いつく。
前半29分青理の7番のスルーパスに抜け出した10番久保田が胸トラップからループシュートを決め、再び青理がリードする。後半26分中央フースバル33番大塚信太朗(2年=座間)の縦パスを44番磯辺光(2年=東福岡)がフリックし、抜き出した10番岡本共生(3年=東福岡)がキーパーと一対一を決め、中央フースバルが同点に追いつく。後半28分中央フースバル44番磯辺がクリアボールに反応し相手ディフェンスと入れ替わり、キーパーを交わしてスールパスを出す、抜き出した10番岡本が無人のゴールに流し込み逆転。ここで試合終了。

中央フースバル3-2青山理工

早稲田理工サッカー部vs 明治大学 Groovy Kids

ともに前節敗戦し、残留のためにはお互いになんとしても負けることのできない一戦。
前半は互いに譲らず0-0で終える。後半に入ると試合が動き始める。
後半5分、早稲田理工90番島崎(2年=正智深谷)のパスをゴール前で受けた97番長谷川(1年=トリプレッタ)がゴール。続けて後半15分、早稲田理工40番小柳(1年=桐光学園)のクロスにヘディングで合わせた97番長谷川が追加点。さらに後半30分、早稲田理工はこぼれ球に反応した8番佐々木(3年=早大本庄)が決め、3-0とした。後半32分サイドからのクロスを明治グルービー76番岡本涼晴(2年=大分上野ケ丘)が冷静に決めて一点返すもそのまま3-1で試合終了となり、早稲田理工が残留に向け大きな勝ち点3を得た。

早稲田理工3-1明治グルービー

明治大学生田サッカー部蹴友会vs立教大学サッカー愛好会

前半は生田のペース。5バックの立愛に対してサイドのスペースを有効に使い攻撃を仕掛ける。しかしながら前半20分、サイドの折り返しから明治生田がクリアし、そのこぼれに素早く反応した立愛11番晴山結介(3年)が押し込み先制点。明治生田は6節で初めて先制点を許す。
点を取って追いつきたい生田、後半は前半よりも前線に枚数を増やし攻撃を優先する。しかし後半5分、立愛が逆サイドに展開、明治生田が頭でクリアするが、そのクリアボールに反応した 23番上田翔太(2年)のシュートが生田の選手に当たり軌道を変えながらゴールに吸い込まれる。
後がない生田はその後も17番中野耕太郎(2年=國學院久我山)のシュートや8番水野真成(2年=検見川)の献身的な走りで何度もチャンスを作るが点を奪うことができず、そのまま試合終了。

明治生田0-2立教愛好会

 

【今節の結果】

雨による中断の影響などもあり優勝や降格、昇降格プレーオフは決定せず、最終節までもつれ込む大接戦となった。

 

Written by

片岡優汰郎

kataokayutaro

Keywords

Recommend

コラム 2021.02.22

【キャプテン特集】本気になれる場所、ここにあります。

高校時代には県選抜・全国総体ベスト8と輝かしい成績を残すも、選手権県予選決勝では自分のミスから2失点し全国出場ならず。浪人を経て、選んだサッカーサークルで学んだ事とは。最終学年ではキャプテンとしてサー…

read more 大田智輝
コラム 2025.09.07

第43回サッカーマガジン杯 オープン大会2025 大注目4選手紹介!

こんにちは。BeYonD編集部です!ついに待ちに待ったマガ杯ですね!楽しむ気持ちは忘れずに持っていきましょう! はじめに ついに開催目前へと迫った第43回マガジン杯。夏休みをサッカーに捧げた選手も…

read more 村瀬裕介
コラム 2025.06.26

社会人からみたサッカーサークルの価値~プレ編~

はじめに こんにちは!BeYonD編集部です。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。6月といえど尋常ではない暑さですね。 今回は社会人からみたサッカーサークルということで、社会人の方々にインタビュ…

read more 村瀬裕介
コラム 2018.07.05

【BMOM102】小竹直輝(2年=新潟明訓)決勝戦で1G1A!初優勝の立役者に!!

7/1(日)、埼玉スタジアム2002第4グラウンドにて、新関東カップ2018の決勝戦が行われ、早稲田稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と中央大学フースバルクラブ(以下:中央フースバル)が対戦。 後半…

read more 遠藤瞭介
コラム 2020.05.10

【チーム特集】中央大学サッカー同好会

  今回は【インスタ企画 良い写いいね大会第二グループ】において、 3430いいねを獲得し見事優勝に輝いた「中央大学サッカー同好会」にインタビューしました。 会長の阿部拓哉…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.11.22

【BMOM14】溝部 賢人(3年) 冷静かつ熱くゴールを死守

九州が生んだ冷静な番人 明治グル―ビーは、先日行われた新関東リーグ最終節で中央フースバルと対戦した。勝利した方が2位という大事な一戦。結果は0-0の引き分け。得失点で明治グル―ビーが上回り、2位でリ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.07.31

【同好会情報vol.9】あの宮澤ミシェルが指導!?東西交流戦とは

ついにやってきましたね夏休み!!   テストやレポートに追われた日々ももうおさらばですね。   きっと寝坊してテストにいけなかったり、レポート提出を忘れてた…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.12.08

【マネの想いvol.10】”サークルの枠を超えた日本一のチームへ”

同志社大学三ツ葉キッカーズ 野村まどかさん −三ツ葉キッカーズ(以下三ツ葉)についておしえてください。 プレは同志社大学、マネは同志社大学と同志社女子大学で構成されていて、私たち…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.02.04

【美女マネvol.15】第15回の今回は冬に咲く桜のような趣深いマネ!

  こんにちは!   最近寒いですね~。   と思ったら、     桜が咲いておりました。 …

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.10.27

【新関東リーグ2018 1部】第4節ハイライト

10月27日、新関東リーグ2018 1部・第4節が開催された。第4節は聖地・鹿島ハイツから会場を移し、波崎での開催となった。 波崎特有の風はあまり強くなく、良好なコンディションでの試合となった。 …

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-