【マガ杯2025】大会総括—激動の5日間を振り返る

森山 純平

大会概要

9月8日から12日にかけて、菅平高原で第43回マガジンカップが開催された。参加チームは64、選手数は1000人を超え、同好会サッカーにおける「夏の日本一」を決める伝統の大会だ。今年もお祭りのような雰囲気と真剣勝負が交錯する5日間となった。

大会ハイライト

頂点に立ったのは早稲田大学HUMAN F.C. A。悲願の初優勝を果たした。準優勝は同志社大学三ツ葉キッカーズA。こちらも初タイトルに手が届くかと思われたが、あと一歩及ばなかった。三位には稲穂4年の奥ヤマンチェスター夢テッ斗が入り、OBチームがベスト4に食い込んだ点は今大会の象徴的な出来事といえる。

全体を通じて「番狂わせが少ない」大会だった。予選からトーナメントにかけて順当に力のあるチームが勝ち上がる一方、常に優勝候補と見られてきた早稲田大学FC GUSTA Aの予選敗退や、ベスト4にOBチームが2つ名を連ねたことは意外性のあるニュースだった。また大会全体を通してトラブルや警告も少なく、落ち着いた雰囲気で進行したのも印象的だ。参加者全員が「大会をより良いものにしよう」という意識を共有していたからこその成果だろう。

個人タイトル

  • MVP:鈴木朝陽(早稲田大学HUMAN F.C. A)
     ボランチとして攻守に存在感を放ち、キャプテンとしてチームを牽引。まさに優勝の立役者となった。

  • 得点王:三森太陽(慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部A)5得点
     鋭い得点嗅覚でゴール前に顔を出し続け、チャンスを確実に仕留めた。チームの攻撃を支える中心として存在感を放った。

  • 新人賞:横井葵(早稲田大学HUMAN F.C. A)
     1年生ながら攻撃の起点として抜群の技術を発揮。小柄ながらも相手を翻弄し、チームの攻撃を支えた。今後の飛躍が楽しみだ。

 

運営の視点

今大会は、BeYonDとして初めて運営に携わった。前年まで選手として大会に参加していたメンバーにとって、裏側から大会を支える経験は新鮮であり、同時に多くの学びがあった。試合が当たり前のように進んでいく裏には、到着が遅れるチームや副審がそろわない状況など、様々な調整が存在する。その一つひとつを運営同士で連絡を取り合い、情報を共有しながら解決していく姿を間近で見ることで、選手時代には想像もつかなかった苦労を知ることができた。

また、並行してBeYonD自身も速報記事や結果更新を発信していたが、それが滞りなく行えたのは運営陣や審判団の支えがあってこそだと強く感じた。今回の経験を通じ、これまで見えていなかった大会運営の一端を知ることができたと同時に、長年にわたり大会を支えてこられた毎日コムネット様や審判団の方々への感謝の思いが一層深まった。

終わりに

来年はどのチームが主役になるのか。リベンジに燃える強豪、新たに頭角を現す若手、そして再び爪痕を残すOBチーム。今年の成果と課題を踏まえ、さらに熱い大会となることは間違いない。

そして何より、この大会は多くの人の協力によって支えられている。運営や審判団、参加者の意識があってこそ、64チーム・1000人規模の大会が無事に成立する。BeYonDとしても来年はさらに大会を盛り上げていきたい。

大会の熱戦は、9月末に公開予定の公式YouTube動画でも振り返ることができる。現地でその熱気を体感した人も、今回は参加できなかった人も、映像を通じてもう一度この夏を味わってほしい。

Written by

森山 純平

Junpei

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