【新関東リーグ2017・1部最終節】マッチプレビュー 激化する残留争いまとめ!

高橋佑輔

2017年11月18日 鹿島ハイツにて新関東リーグ最終節、全4試合が開催される。
本日までに全チーム6試合消化し、残すはあと1節となった。

現在優勝の可能性が残されているのは早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と中央大学フースバルクラブ(以下:中央フースバル)の2チームのみ。
首位に立つのは早稲田稲穂(勝ち点14)。
2位につける中央フースバルの勝ち点が11のため最終節で青山学院大学理工サッカー部に引き分け以上で優勝が決まり、未だ前人未到の三冠達成(新関東カップ、マガジン杯

新関東リーグ)となる。

対する中央フースバルに残された可能性は勝利かつ早稲田稲穂が負けた場合のみである。他力本願ながらも残された希望を信じ絶対勝利が求められる。

img_1640

また、最も注目したいのは激化する残留争いである。
青山理工、立教大学サッカー愛好会(以下:立教愛好会)、早稲田大学FC.GUSTA(以下:早稲田グスタ)、明治大学Groovy kids(以下:明治グルービー)、明治大学生田サッカー蹴友会(以下:明治生田)の5チームに降格の脅威が残されている。

4位 青山理工(勝ち点7  +2)

最終節は首位早稲田稲穂と対戦する。
青山理工は引き分け以上で自力残留となる。
反して下位入れ替え戦圏内に落ちる可能性は早稲田稲穂に大敗を喫するかつ、早稲田グスタと明治グルービーが勝利を挙げた場合であり、可能性は低いものの最後まで油断はできない。

0af5795e-3697-4975-a5e1-92b4230f5a67

5位 立教愛好会(勝ち点7  +1)

最終節は6位早稲田グスタと対戦する。
立教愛好会も同様に引き分け以上で自力残留となる。
しかし早稲田グスタに負け、かつ明治グルービーが勝利を挙げた場合には下位入れ替え戦圏内に落ちる場合もある。同じく残留を目指すしてだけに最終節は何としても勝利を飾りたい。

666be98a-6f48-4594-bca5-b71c48eccabc

6位 早稲田グスタ(勝ち点6  -1)

最終節は5位立教愛好会と対戦する。
早稲田グスタが自力残留できる条件は勝利のみである。勝利すれば順位を一気に4位まで上げることの出来る可能性もあり、何としても勝ち星をつかみに行きたいところだ。
一方、引き分けの場合、明治グルービーが引き分け以下、負けた場合は明治グルービーも負けない限り降格圏の脅威もありうる。
つまり求められるのは勝利のみである。

e445437b-9a00-47ad-9ec7-f6e31ad5379f

7位 明治グルービー(勝ち点6  -5)

最終節は2位中央フースバルと対戦する。
明治グルービーが残留できる条件は勝利のみである。
しかし勝利できなかった場合厳しい状況を強いられることになる。
引き分けた場合、早稲田グスタが負けであれば残留、負けた場合は早稲田グスタがよほど大敗を喫しない限り降格圏の脅威がある。
相手は優勝の可能性の残された中央フースバルだけに、大きな熱量を持って戦わなければならない。

381e3db1-7cb7-4fbf-aee2-d092327222af

8位 明治生田(勝ち点3 -6)

最終節は3位明治大学体同連サッカー部と対戦する。
明治生田が残留するには5点差での勝利かつ、早稲田グスタ、明治グルービーが負けた場合のみである。
しかしながら引き分け以下の場合は自動降格が決まってしまう。
勝利し、明治グルービーが負けた場合には下位入れ替え戦圏内まで順位を上げることも可能であるため、残された希望に向けて最後まで諦めないことが大切だ。

e19aa4fa-671e-49a6-bbd8-9f0f5a2ed102

このように残留争いは激化し、見所が多くなっている。
結果は誰も予想することができない。果たしてどのチームが生き残ることができるのか。非常に楽しみだ。

早稲田大学 稲穂キッカーズのチームページ 早稲田大学 FC.GUSTAのチームページ 明治大学 Groovy kidsのチームページ 明治大学 生田サッカー部蹴友会のチームページ 明治大学 体同連サッカー部のチームページ 青山学院大学 理工サッカー部のチームページ 中央大学 体同連フースバルクラブのチームページ 立教大学 サッカー愛好会のチームページ

Written by

高橋佑輔

takahashi

早稲田大学 FC.GUSTA

Keywords

Recommend

コラム 2017.03.17

【高校別OB座談会vol.2】専修大学松戸高校OB座談会!フィジカルトレーニングを講座でサボる!?週に一度の名物「朝座禅」の思い出も

久我山座談会に引き続き、高校別座談会第二弾! 昨年、関東大会にも出場し、選手権予選ではインハイ準優勝の流経柏高校と熱戦を繰り広げた専修大学松戸高校のOBの5選手が登場!左から専修大学Sefida…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.07.04

【高校別OB座談会vol.4】昌平高校OB座談会 コメコメクラブとは?

激戦区の埼玉県で全国常連校となりつつある昌平高校。 つい先日行われたインターハイ埼玉予選決勝で4-1で勝利し見事全国への切符を手にした。そんな昌平高校OBに高校時代の思い出や現在のサークルについて語…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.20

【新チーム始動インタビューvol.8】”早稲田大学 稲穂キッカーズ”

昨年度、新関東カップ、アットホームカップ、新関東リーグで優勝を果たし、日本一に輝いた早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)。 まさに「稲穂の年」と言われた昨シーズンが終わり、新シーズンが幕を開け…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.09.06

【BMOM71】途中交代ながら持ってる男野々村大輝(2年=東久留米)の一振りで試合を決める!!

先日行われたアットホームカッププレーオフ決勝で日本大学教育サッカーBAMBINO(以下バンビ)は格上である中央大学サッカー同好会(以下サカ同)に対して1-0で劇的な勝利を収めた。 その立…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.02.07

【BMOM23】‪石井諒(2年=桐蔭学園)‬ ‪爽やかな笑顔とボールコントロールが魅力的な石井がリコタイ攻撃陣を牽引し、新シーズンを彩るタイトルを獲得した!!‬

新人戦2年生大会の決勝は慶應義塾大学理工体育会サッカー部Champagena FC(以下リコタイChampagena)が法政大学Irishを0-3で下し、プレミアカップ準優勝の雪辱を果たし、見事優勝を…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.02.06

新人戦2年生大会 予選ダイジェスト「第5グループ〜第7グループ」

第5グループ 1位通過をしたのは勝ち点4の慶應義塾大学リコタイ無駄な人生選抜。2位通過は同じく勝ち点4の明治大学生田サッカー部蹴友会。3位は中央大学MAPLE。グループ5の1位2位はイエロー…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.11.04

【新関東リーグ2017・1部第4節ハイライト】混戦の残留争い!!伝統の2チームが優勝争いを繰り広げる!

【新関東リーグ2017】雨の予報もなくなり晴天を迎えた集中開催初日。今後の順位に大きく影響する2連戦の初戦が行われた。   明治大学体同連生田サッカー部 - 早稲田大学FC.GU…

read more BeYonD 編集部
コラム 2022.02.19

BeYonD HPにある同好会情報を更新しませんか!?

こんばんは!BeYonD編集部です! サッカーサークル・同好会に所属している皆様へのお知らせです! この度BeYonD HPにある同好会情報を更新しようと思い、皆様にご協力頂けたらなと考えています…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.02.06

新人戦2年生大会 予選ダイジェスト「第1グループ〜第4グループ」

第1グループ 法政大学学団連サッカー部と新関東リーグ1部の明治大学体同連サッカー部、昨年の新人戦1年生大会で予選1位通過を果たしたダークホース國學院大学FC ROSSOの3チームで、1位通過をし…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.02.10

【BMOM24】安藤匠(1年=東福岡)がピッチ上の監督として君臨しタレント軍団を統率した

フースバルの監督 安藤匠 その世代での今後のサッカーサークル勢力図を占うと言われている新人戦一年生大会。前日程で行われた新人生一年生大会vol.1の決勝カードは中央大学フースバルクラブダービーで…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-