【BMOM98】西出有佑(3年=座間)が伝統の中大ダービーを制する決勝点!!

BeYonD 編集部

来たる6月10日、中央大学フースバルクラブ(:以下中央フースバル)と中央大学サッカー同好会(:以下中大サカ同)の両チームが待ちわびた因縁の中大対決がサークル界の「埼玉スタジアム2002」、ZOZOパークにて行われた。

今回は拮抗した試合ゆえにBMOMを1人に絞るのは難しかった。そんな中、試合を勝利に導いたこの男をBMOMに選びたい。

中央フースバル8番西出有佑(3年=座間高)だ。

試合が動いたのは後半5分。コーナーキックを獲得した中大フースはニアをギリギリ超える高精度のキック。これを合わしたのが西出だった。

この得点が決勝点となり中大フースはダービーマッチを制した。

本来、西出は卓越したボールテクニックが持ち味。激しいボディコンタクトを極力避け、常に相手から遠い位置にボールを置くプレースタイルは、さながら最近来日したイニエスタのようだ。544227a8-8fcc-4921-8774-e779e0e1945f

(画像引用 Twitter”イニエスタbot”)

タレント揃いの中央フースバルにおいて決して目立ったプレーは多くないが、彼なしでは中央フースバルの攻撃は成り立たない。私生活では中央同好会の会長である10番金子(3年=多摩)と親友であるという。しかし、中央フースバル戦の前に金子が西出から中央フースバルの試合ビデオをもらおうとすると見事に断ったとの噂。7f0e4c86-7ce2-47bd-95f1-d63bcd4e9420

そんな西出に試合を終えての感想を聞いてみた。

「悪天候の中、遅い時間にも関わらず、遠くまで多くの仲間と先輩方が応援に来てくれていたので、その人達の為にも勝てて本当に良かったです。攻撃陣も守備陣も全員が体を張って闘っていました。その中で1番何もしてなかった自分が点を取れてしまったので、本当にラッキーとしか言いようがないですね」
と点を決めたのにも関わらず謙虚なコメント。

自身のゴールについては、

「ニアの相手選手を越えてさえくれれば決められると思ってました。自分がCKを蹴る時に狙うポイントでもあるので絶対にボールが来ると信じてました。チームメイトにはまさか自分が決めるとは思ってなかったと言われました(笑)チーム全員でもぎ取った価値のある1点でした」
と子供のような可愛い笑顔で語ってくれた。

最後に準決勝への意気込みを聞くと

「代替わりしてから大会ごとにチームとして結果が残せていなくて、新関東カップに対する想いは強まっています。次の日法戦も心身共に良いコンディションで迎えたいです」

とイニエスタ選手を彷彿させるプロのような落ち着いた発言を残してくれた。

次の準決勝もこの男のゴールに期待したい!!

中央大学 体同連フースバルクラブのチームページ

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2017.05.09

【フォトギャラリー】稲穂フェスタ決勝 フースバル vs 青山理工

中央大学体同連フースバルクラブ 今年一番の注目選手の10番大石(3年=藤枝東) 何でもこなすトップ下のルーキー田島(1年=正智深谷) この日決勝点を決める活躍…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.11.28

【BMOM17】鷲田正英(3年) 生田キラーが全得点に絡む活躍で2度目の1部昇格を決める

快速ウインガー 涙のラストラン   新関東FL2部Bを無敗で優勝した早稲田大学FC.GUSTAは、先日行われた1部昇格戦で2部A王者の明治生田と対戦した。 2年前の昇格戦と同カード…

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.06.01

【マネの想いvol.3】“1番伝えたいのはプレーヤーへの感謝”

第3弾となるマネージャーの想いを語ってくれたのは、 早稲田大学理工サッカー部 3年 山下美穂さん(左から2番目)     −早稲田大学理工サッ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.10.17

【新関東FL1部第2節】マッチプレビュー

第4試合 明治大学Groovy kids VS 早稲田大学FC GUSTA 明治Groovy(勝ち点0)と早稲田GUSTA(勝ち点0)、この試合は大事な初戦をものにできなかったチーム同士の対戦となる…

read more BeYonD 編集部
コラム 2023.08.25

優勝の立役者!?新関東カップで活躍した情熱あふれるスーパールーキー!!

1年生が入学してから4か月が経ち、サークルサッカーの魅力を感じ始めている頃ではないでしょうか。 そこで今回は、新関東カップで活躍したスーパールーキーにインタビューをしてきました! 新関東カップを優…

read more 山口輝
コラム 2017.09.06

【BMOM72】亀田峻平(2年=成立学園)が最初で最後の背中でのゴール!

9月4日に行われたアットホームカッププレーオフ決勝戦、國學院大学ROSSO(以下ROSSO)と専修大学サッカー愛好会(以下愛好会)の試合が行われた。 試合は両者ロングボールを多用する展開…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.11.24

【新関東FL2部A】ベストイレブン

  【優勝】 明治大学体同連生田サッカー部   【得点王】 6得点 明治体同連生田サッカー部77番 吉崎光(2年=八千代) &nbs…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.08.12

【BMOM 68】桐ヶ谷拓実(3年=久喜北陽) 安定したセービングで2連覇を達成!!

8月11日、アットホームカップ文教大学学内戦決勝が文教大学第三グラウンドにて行われた。 2年連続アットホームカップ本大会出場権獲得を目指す文教大学Flip F.C.(以下:Flip)は、文教大学…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.07.21

【H.I.S.主催ドルトムント選手交流会&マーケティングセミナー】愛されるクラブになるためには?同好会運営へのヒントがここにある!

2017年7月、香川真司選手も所属するブンデスリーガの強豪ボルシア・ドルトムントは2年ぶりとなる日本ツアーを行いました。 ドルトムントのツアーパートナーとして旅行代理店のH.I.S.が契約を結び今回…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.06.01

【BMOM51】磯島悠太(2年=真岡) ピッチを駆け回るHUMANのチャンスメーカー

早稲田大学HUMAN FC(以下:ヒューマン)は新関東カップ2017の3回戦で明治大学BeeVooと対戦し、6-1の快勝を見せた。ヒューマンの豊富なタレント、特にこの日ハットトリックを見せた藤林(3年…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-