【復活!!マネの想いvol.1】”仲間はいて当たり前の存在、なくてはならないもの”
BeYonD 編集部約1年半ぶりにこの企画が復活します!
“マネの想い”
大学サッカー同好会カテゴリーにおいて必要不可欠な存在
また、そのあり方もチームによって大きく異なるマネージャーに迫るこのコラム。
様々なチームのマネージャーの想いをインタービュー形式で探っていきたいと思います。
記念すべき復活第1弾は…
早稲田大学 HUMAN F.C.
4年 岸本知奈実さん
−HUMANに入ったきっかけを教えてください
早稲田の所沢キャンパスへの入学が決まった頃に、早稲田大学理工サッカー部に所属していた兄に”HUMAN一回行ってみな”と勧められたことがきっかけです。3月のガイダンスの時の新歓に参加し、優しい先輩方やサッカーやっていない人でも盛り上がって楽しそうに活動する雰囲気に魅力を感じて、その時点ですぐHUMANに入ろうと決めました。
−どんなマネージャーを目指していましたか?
一番信頼される存在になるということを目指していました。だから、絶対練習には参加して一緒にいる時間を大切にしていた。プレの頑張りを一番に近くで支え理解していると思っていたから、たとえ試合に勝てなくても、普段の努力を見ていたからこそ心から“お疲れ様”と言えました。プレも、水など渡してもらえることが当たり前と思わずに“ありがとう”と声をかけてくれ、お互いに感謝の気持ちを忘れない関係性でした。
−1,2年生はどんな2年間でしたか?
本当に楽しかった!HUMANは、3年生が仕事をして1,2年生は楽しむことを1番に優先欲しいというサークルなんです。だから、1,2年の頃は3年生に甘えて楽しく過ごさせてもらって、HUMANがこれからどうなるとか難しく考えずにただその時を楽しむことが出来ました。代々HUMANの上の代の方々がすごく後輩思いでやってきたことに感謝しています。
−3年生ではマネ長を務めていましたが、マネ長として心がけてきたことはありますか?
マネ長になり、HUMANのこれからのことを考える上で、自分が1、2年の頃に楽しませてもらったことを思い出しました。今の1、2年生にもそうしたいと思って、同期はもちろんだけど、後輩がどう感じるかを一番に考えて行動してきました。だから、マネ長から次のマネ長への引き継ぎノートを作りました。試合や合宿後に、よかった点・反省点・来年のアドバイスなどを書いたものです。代替わりの時に後輩に渡し、少しでも役に立てばいいと思いました。
−最も大変だったなと思うことはありますか?
マガハイでABCに分かれて出場したのですが、Aが下位トーナメントでBが上位のトーナメントになってしまったことです。HUMANとしては、Bが上位に入ったのは嬉しかったけど、Aの雰囲気が落ちてしまいました。夜のMGでは、この結果を受け止めて、下位の中で優勝しようと決め、無事叶えることができました。1年間の目標が1部昇格だったから、そこで諦めずに切り替える力が試され、お互いの励ましなどHUMANとしての結束力が改めて感じられました。
−マネージャーもミーティングに参加するんですね!
マネージャーも参加するから、プレはサッカー面よりも全体の雰囲気などマネでも分かる話を中心にしてくれました。マネも、“あのプレーがカッコよかった!”とか、色々言い合えるミーティングでした。プレがどういう想いでプレーしてるかを知る良い機会でもあると感じていました。
−HUMANはどういう人が多いと感じますか?
これぞ十人十色っていうくらい色々な人がいます。サッカーやっている人もやってない人もいたけど、みんな周りのことを思って、HUMANのことを思って、感謝の言葉を忘れない人が多かったです。
また、HUMANに染まった人を表すHUMANISTAという言葉があるくらい、HUMANが好きでHUMANに染まるHUMANISTAが溢れていました(笑)
−後輩に伝えたいことはありますか?
何より大事なのは楽しむことかな。苦労することも間違いなくあるけど、必ず最後得るものがあります。とにかく、今を一生懸命にやって欲しい。
−最後に、あなたにとってHUMANとは?
大学生活の全て。大学の友達もHUMANだし、HUMANがなかったら自分の大学生活こんなに楽しくなかったと思います。それくらい、HUMANNの仲間はいて当たり前の存在であり、なくてはならないものだと思います。
一緒に授業受けたり、食堂でご飯食べたり、一緒に練習に行ったり、遊んだり、普段の日常も含めて本当に楽しかったです。家族みたいという人も多いけれど、私にとっては本当の家族以上に気を使わない存在でした。
参加不参加自由のサークルの中で、彼女は欠かさず練習や合宿に参加してきた。それは、プレーヤーと一緒に過ごす時間、HUMANで過ごす時間を1番に考えてきたからだ。また、インタビュー中も同期のマネージャー、後輩のマネージャーに多くの感謝を語っていた。
だからこそ、HUMANにとっても彼女はとても大きな存在だったのではないかと感じた。
これから夏休みに入り、多くのサークルが合宿やイベントを控えているでしょう。きっと参加するしないは、自分次第。しかし、仲間と一緒に過ごす時間は何か大切なことを教えてくれるかもしれない。
今しかできないことを精一杯やって、仲間と一緒に過ごす令和最初の最高の夏にしてください!!
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【新関東FL1部第4節 ・第5節】マッチプレビュー
1位 早稲田大学稲穂キッカーズ 勝ち点9と首位を走る稲穂は今週末、中央大学フースバルクラブと立教大学サッカー愛好会と対戦する。稲穂は11月3日にアットホームカップ決勝を戦った。この試合が土曜日の…
read more BeYonD 編集部新関東リーグ2018・1部 ベストイレブン
2018年11月17日、新関東リーグは中央大学フースバルクラブが圧倒的な強さを見せ無敗優勝を果たすという形で幕を閉じた。 中央フースバルは新関東カップに続く、2冠目となる。 BeYonD編集部は今…
read more BeYonD 編集部第二回ゲキサカ杯優勝チームインタビュー
3月8日、大学同好会カテゴリーのチームが争う第二回ゲキサカ杯では早稲田理工学部サッカー部(以下、早理)が見事優勝!キャプテンの小柳涼選手にインタビューしてみました!! (優勝を喜ぶ選手達。背番号2番…
read more 竹中莉夏【美女マネ特集vol.6】第6回は同好会カテゴリー屈指のかわいい集団との呼び声も高いあのチームのマネ!
こんにちは! 今日は勤労感謝の日ですね。 年一回ペースで勤労を感謝されてもあまりしっくりこないですよね。 とりあえ…
read more BeYonD 編集部【チームの根vol.1】 “責任と誇り” 慶応キッカーズ58th 宮武勇旗 (3年=サレジオ学院)
サッカーサークルはなにも試合に出ている花形のプレイヤーや、チームの華としてプレイヤーを支えているマネージャーだけではない。彼らがいなくては一サークルとして成り立たない。そんな“根っこ”のような存在がい…
read more BeYonD 編集部[新歓記事vol.4] 新入生必見!!立教大学サッカーサークル紹介!!
新歓記事vol.4!!今回は、【立教大学編】ですー💛 立教のサッカーサークルと言えば!立教サッカー愛好会(通称:立愛)と、FC立教(通称:F立)ですよね(^^♪ そんな2大サークルの代表者…
read more 阿部 青乃【BMOM48】大寺泰楽(2年=滝川)”早理の起爆剤”が勝利を手繰り寄せる!!
5月27日新関東カップ2017 3回戦、早稲田大学理工サッカー部(以下:早理)は2部上位枠として3回戦から参戦した慶應キッカーズフットボールクラブ(以下:慶應キッカーズ)と対戦した。 ”早…
read more 高橋佑輔【イケメンプレーヤー特集】 サッカーサークル所属の国宝イケメン3人との対談
こんにちはbeyond編集部の森・山田です! 今回はbeyondの新しい企画として、サッカーサークルに所属しながら、現在各大学で行われているミスコンに出場…
read more 山田大晴【文教大学学内戦決勝戦】フォトギャラリー
1番桐ヶ谷(3年=久喜北陽)はビッグセーブを連発し、ゴール前の番人となった。優勝の立役者はこの人に違いない。 10番関(1年=千葉経済大学附属)は豊富な運動量と共に、攻撃のリズム…
read more BeYonD 編集部【BMOM76】小川潤之助(2年=杉並FC) 同好会カテゴリ屈指のハイレベルな闘いでチームを救った守護神!!
新関東リーグ1部第1節最も注目となったカードは間違いなくこの一戦だろう。 現在新関東FLカップとマガジン杯で2冠を収め悲願の三冠に挑む早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)と昨年度マガジン杯を制…
read more BeYonD 編集部
