【新関東リーグ2020・1部】大会総括
BeYonD 編集部10月31日から開催された同好会カテゴリーの最高峰のリーグである『新関東リーグ』は12月5日に幕を閉じた。
新型コロナウイルスの影響も受けながら開催された今年の1部は、早稲田大学FC.GUSTA(以下:グスタ)が制し、昨年に続く優勝で大会2連覇を達成した。
今回は、世間の例に漏れず影響を受けながらも開催された新関東リーグ1部を振り返っていきたい。
まず、優勝争いについては昨年に引き続き、グスタと中央大学フースバルクラブ(以下:フースバル)の最終節までもつれ込んだ白熱した争いであった。フースバルは昨年のメンバーをベースに作られた盤石なサッカーを見せつけ5勝2分と無敗であった。
しかしながら、多くの1年生を新戦力として迎えたグスタは3つの早稲田ダービーを含む開幕5連勝を達成し、6勝1敗と初優勝を達成した昨年の勢いのまま見事に優勝を果たした。
続いて、今年の1部の特徴であったのが早稲田大学チームの数である。
今季から1部に復帰した早稲田大学HUMAN F.C.を含め早稲田大学から4チームが1部に所属していた。早稲田大学の学内戦では早稲田大学稲穂キッカーズが優勝していたが、リーグ戦では3位が早稲田大学理工サッカー部、優勝はグスタであるなど実力は拮抗し、レベルの高いことが窺える。来季も早稲田大学がリーグ戦を引っ張っていくだろう。
また、コロナウイルスの影響を大きく受けた今年のリーグ戦でもあった。
前日に試合が延期になるアクシデントや、その影響で棄権せざるを得ないチームが出てきてしまったことは非常に残念なことであった。そんな中、無事リーグ戦を完遂することができたのは臨機応変に対応した新関東委員会のメンバーのおかげである。この前例にないリーグ戦を管理し、運営した新関東委員会のメンバーに改めて賛辞を送りたい。
今シーズンはレギュレーション上降格はなく、来年は2部からの昇格組を合わせた10チームで行われる予定だ。来シーズンも白熱するであろうリーグ戦に注目すると同時に、同好会カテゴリーに注目していきたい。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【新歓記事vol.9】新入生必見!サッカーサークル所属者のバイト事情
さて、そろそろ2つくらい授業を切り始めた時期ではないでしょうか。どうもBeYonD編集部です! 新歓記事題9弾!今回は、サークルとバイトの両立に不安を感じている方向けの記事です! サッカーサー…
read more 鶴我史弥体育会でも、サークルでもない。新たな選択肢を体現するFC GRAN SUMAとは。
体育会サッカー部でも、サッカーサークルでもない。神奈川県社会人リーグ3部に大学生のみで参戦するFC GRAN SUMA。 「2年連続で惜しくも2部昇格を逃し、何としても今年は昇格を決めたい。」そう語…
read more 大田智輝【高校別OB座談会vol.6】千葉県〇〇の強豪2校のOB座談会 高校時代の地獄のトレーニングから現在の苦悩までを語り合う!
日本トップのサッカー県、千葉。 今回はそんな千葉県にある幕張の 強豪校・幕張総合高校・渋谷幕張高校2チームまとめて座談会。 高校時代の"浜練"…
read more BeYonD 編集部【東西対抗戦】マッチプレビュー
同志社大学三ツ葉キッカーズ 関西代表は今年、関西同好会サッカーリーグの前身を含め、リーグ10連覇を達成した同志社大学三ツ葉キッカーズである。 1964年に創設され、52周年を迎えた三ツ葉は今年、「…
read more BeYonD 編集部【東洋大学学内戦決勝】フォトギャラリー
東洋大学を制したF.C.FLITT、アットホームカップ本大会にも期待したい。 圧倒的な存在感で決勝のマンオブザマッチに輝いた矢部(3年=埼玉栄) &nb…
read more BeYonD 編集部【9/22(土)開催決定】日系大手ベイカレント新卒担当者による、サッカーサークルだけの特別選考会へのご案内!
長いようで短い大学生夏休みも折り返しを迎えました。 サッカーサークルの皆さんはどのような夏をお過ごしでしょうか? 特に三年生。 これまでの活動の集大成となるこの夏…
read more BeYonD 編集部【新関東カップ2022 ベスト4マッチハイライト】プライドをかけた戦い!決勝の舞台に立つのはどのチームか!?
第1試合早稲田稲穂vsFC立教 昨年度王者で2連覇を狙う早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と明治大学Groovy Kidsを下し快進撃を続ける立教大学FC立教(以下:F立)さいたまスタジア…
read more 杉本 竣平【BMOM15】浅田 拓郎(2年) 次世代の怪物が前線で躍動
怪物でごわす 立教愛好会は、先日の新関東リーグ最終戦で中央同好会と対戦した。結果は3-0で立教愛好会が勝利した。闘将村山のゴラッソなどを含む3得点と攻撃陣が躍動。その攻撃陣の中心…
read more BeYonD 編集部【BMOM55】藤田和也(3年=暁星国際) フランス帰りの爽やかボーイが1G1Aの活躍で勝利に導く!
【新関東カップ2017 4回戦】鹿島ハイツ第2グラウンド 日大理工サッカー部 1-4 立教サッカー愛好会 MF藤田和也(3年=暁星国際) 新関東カップ2017 4回戦。日本大学理…
read more BeYonD 編集部【千葉大学学内戦決勝戦】フォトギャラリー
22番岡内(3年=市立千葉)は確かな技術と笑顔がトレードマーク。心なしか歯が出ている。素晴らしい活躍で優勝へ大きく貢献した。 27番藤方(3年=県立船橋)は岡内と共に中盤を支配し…
read more BeYonD 編集部