【BMOM14】溝部 賢人(3年) 冷静かつ熱くゴールを死守

BeYonD 編集部

九州が生んだ冷静な番人

明治グル―ビーは、先日行われた新関東リーグ最終節で中央フースバルと対戦した。勝利した方が2位という大事な一戦。結果は0-0の引き分け。得失点で明治グル―ビーが上回り、2位でリーグ戦を終えた。この試合で明治グル―ビーのゴールマウスを守り続けたのが、24番のGK溝部 賢人(3年=大濠)だ。中央フースバルの強烈な攻撃陣が明治グル―ビーに襲い掛かった。しかし溝部は、中央フースバルに一度もゴールを許すことはなかった。DF陣を含め決死の守備で耐えしのいだ。その最後の砦であった溝部は、この試合で数多くのビックセーブを見せ、勝利に貢献した。

溝部は「主力を欠く中、マガ杯王者の中央フースバルとの試合でしたが、しっかりと勝ち点を積み上げ2位でリーグ戦を終えられたことは光栄です」とコメントした。最終節の中央フースバル戦に対して「主力を欠いていた事、雨でピッチがスリッピーな状況だったので、DF陣とマイナス気味のパスや横パスを極力減らそうと試合に入った。また、相手の分厚い攻撃を警戒し、無理に取りに行かず枚数をかけて奪おうと決めた」としっかりとDFラインを統率していることがコメントからわかる。「また、無失点で試合を終えられたことは、体を張ってブロックしてくれたみんなに感謝をしている」と味方を称賛した。数多くのセービングの中で「相手の左SHのファーへのシュートをこぼしてしまったら詰められると思ったので、左手で勢いを殺して右手で押さえつけたら、上手くキャッチできた。このプレーは自分ながら満足です」とビックセーブの裏側について話した。

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溝部のゴールマウスを守っている姿は、非常に落ち着きがある。まるで余裕が有り余っているように見える溝部は、これから控えている就職活動でも持ち前の冷静さを発揮できるのだろうか。本人は「就職活動は、今は不安だらけです。ポジティブに頑張っていこうと思います」と意気込んだ。みなさん、最終節で輝いた溝部を応援しよう。

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