【新関東カップ戦2022 予選リーグ マッチハイライト】決勝トーナメント進出4チームが決定!予選リーグを勝ち抜きベスト8へ駒を進めたチームは!?

BeYonD 編集部

5月29日(日)鹿島ハイツにて新関東カップ戦の予選二日目が開催された。この日で第1グループから第4グループの決勝トーナメント進出チームが決まる大事な1日となる。

 

第1グループ

ここまで第1グループ2試合で8得点を奪う驚異の攻撃力を見せつけてきた慶應大学FC NINDO(以下:慶應NINDO)対グループリーグ2連勝と波に乗る立教大学FC立教の試合。勝者が決勝トーナメント進出となる大一番だ。

立ち上がりはFC立教が主導権を握る。
前半10分、味方からのロングフィードにDFラインの裏へ抜け出したFC立教20番松田隆二(2年=桃山学園)が華麗なトラップから、キーパーとの1対1を冷静に流し込み、先制点を獲得。
前半に1点を取り返したい慶應NINDOは前半15分、スピードが持ち味の11番渡邊健矢(3年=暁星)を投入し、巻き返しを図る。
すると前半24分、慶應NINDOは10番菊池陽(3年=都立駒場)の中央突破から左サイドでボールを受けた途中出場の11番渡邊健矢が左足でサイドネットにシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

グループステージ突破のためには勝利が絶対条件の慶應NINDOは、後半に3人の選手交代を行い、猛攻を続ける。10番菊池陽を中心に幾度もゴールに迫るが、FC立教キャプテン2番上山直弥(3年)を中心とする硬い守備を崩すことができない。
後半25分にはフリーキックのこぼれ球に反応した慶應NINDOの80番青木隆太郎(3年=慶應義塾)がシュートを放つが、FC立教の体を張ったディフェンスに阻まれ、あと1点が遠い。
すると後半終了間際、FC立教はカウンターから再び20番松田隆二が追加点を決め、これが試合を決着付けるゴールとなった。
試合はこのまま終了し、FC立教が2対1で勝利した。

結果、FC立教が第1グループの決勝トーナメント出場権を獲得した。グループリーグを全勝で終えたFC立教がどこまで勝ち進むのか。今後の試合に注目したい。

 

第2グループ

第1試合に負け、決勝トーナメント進出には勝利が絶対条件となってしまった駒澤大学サッカー同好会(以下:駒沢同好会)と28日に早稲田大学HUMAN FCに勝利し、引き分け以上で決勝トーナメント進出となる中央大学サッカー同好会(以下:中央サカ同)。両チームプライドをかけた負けられない戦いは熱い試合展開となる。

試合が動いたのは前半18分。中央サカ同11番横山 駿介(3年=上鶴間高校)のCKに10番新谷 唯我(3年=日大三高)が合わせ先制点をとる。
その後勢いに乗った中央サカ同は前半21分、28分と立て続けに点を入れ前半を終える。

後半も中央サカ同の勢いは止まらず2分には10番新谷 唯我がクロスに反応し、2試合連続のハットトリックを達成。
15分、29分に追加点もあり合計6得点と前線が奮闘する。
駒沢同好会も終了間際に1点返し反撃を試みるもその後スコアは動かず試合終了。

第2グループは中央サカ同が2連勝でベスト8進出を決める形となった。

 

第3グループ

第3グループである早稲田大学理工サッカー部(以下:早稲田理工) 対 法政大学工体連サッカー部(以下:法政工体連)は決勝リーグ進出をかけた大切な一戦となった。

前半開始からボールをテンポ良く回し続ける早理に対し、法政工体連はカウンターを狙う展開に。
前半19分早稲田理工にチャンスが訪れる。スピードを活かしたドリブルで右サイドを突破した61番反町太郎(2年=新潟明訓)のクロスに反応した7番手塚晧太(3年=小倉高校)がキープから振り向きざまのシュートで先制点を奪う。
前半29分相手のクリアボールに素早く反応した10番草柳祐介(3年=静岡学園)がワンタッチで相手のGKの頭上を越えるスーパーゴールで貴重な追加点を決める。

一方、ビハインドで向かえた法政工体連は後半から選手を新たに投入し早理を攻め立てる。得意のサイド突破から何度も早稲田理工のゴールを脅かすが結局点は入らず。このまま試合終了。

前半から優位に試合を進めていた早稲田理工が見事に勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。

 

第4グループ

第4グループ最終戦は早稲田大学FC.GUSTA(以下:早稲田グスタB)と明治大学Groovykids(以下:明治グルービー)。勝者が決勝トーナメント進出となる負けられない一戦だ。

前半は立ち上がりから明治グルービーが試合を支配する。
前半10分明治グルービー83番番藤原太征のスルーパスに反応した105番1年生の犬山済が落ち着いてゴールに流し込み先制点を決める。
このまま明治グルービーが試合を支配すると思われたが、前半終了間際明治グルービーは退場者を出してしまい、一人少ない苦しい展開に。早稲田グスタBは引き分け以上で決勝トーナメント進出となる中、優位な状態で前半を終える。

後半は一人多い早稲田グスタBが試合を支配し果敢に攻め立てる。
22番金澤広太郎(2年=早大本庄)を中心に細かいパス回しから敵陣に攻め込むも、明治グルービーの堅い守備をなかなか崩せない。明治グルービーは割り切った戦い方で、粘り強い守備からカウンターで追加点を狙う。
早稲田グスタBは幾度となくシュートチャンスを迎えるも明治グルービーの強固な守備陣を崩すことができず、このまま試合終了。

明治グルービーは苦しい試合展開となったが、チーム一丸となって勝ち点3をもぎ取り決勝トーナメント進出を決めた。

 

5月29日(日)に行われた試合結果はこちら。

【試合結果】

〈第1グループ〉

早稲田大学Sunday FC 1–3 立教大学FC立教

FC NINDO 2-2 明治大学生田サッカー蹴友会

FC NINDO 1-2 立教大学FC立教

早稲田大学Sunday FC 0-2 明治大学生田サッカー蹴友会

〈第2グループ〉

駒沢大学サッカー同好会 2-4 早稲田大学HUMAN FC A

駒沢大学サッカー同好会 1-0 中央大学サッカー同好会A

〈第3グループ〉

法政大学工体連サッカー部 0–0 中央大学サッカー同好会B

中央大学体同連フースバルクラブB 1–2早稲田大学理工サッカー部

法政大学工体連サッカー部 0–2 早稲田大学理工サッカー部

中央大学体同連フースバルクラブB 1–0 中央大学サッカー同好会B 

〈第4グループ〉

明治大学Groovykids 1–0 明治大学白金FC

明治大学Groovykids 1–0 早稲田大学FC GUSTA B

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BeYonD 編集部

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