【新関東リーグ2021・1部第6節マッチハイライト】大混戦の新関東リーグ2021一部。順位のの変動の行方は!?

編集部BeYonD

11/7()に新関東リーグ第6節が鹿島ハイツで行われた。結果は以下の通り。

 

1試合目は、お互い昨年2部リーグから昇格してきた、立教大学サッカー愛好会(以下、立愛)と中央大学サッカー同好会(以下、サカ同)の昇格組2チームの対戦となった。前半は、得意のポゼッションからゴールを狙うサカ同と堅い守備から速攻でゴールを狙う立愛で両者の良さがお互いに出る展開になった。球際の激しい攻防を見せ、両者譲らずに前半は0-0で終了した。後半5分、立愛8番野村航輝(3=三田学園)のスルーパスに77番高田悠生(2=真岡)が抜け出し混戦となり、6番江田風太(3=都立城東)が倒されPKを得る。これを6番江田がゴール右隅に沈めて待望の先制点となる。その後サカ同も反撃するが、立愛の堅い守備に抑えられそのまま試合終了。立愛が優勝争いに食い込む勝ち点3を手にした。

 

 

2試合目は、現在単独首位を走る早稲田大学稲穂キッカーズ(以下、稲穂)と現在2位に位置をつける明治大学生田サッカー部蹴友会(以下、生田)の上位対決となった。前半からお互いロングボールが多い試合となった。前半30分生田が絶好の位置でフリーキックを獲得するも壁に当たる。一方稲穂は、フリーキック、コーナーキック、クロスでチャンスを作るがなかなか決めきれない。後半20分、稲穂38番双木駿(1年=早大本庄)のクロスに14番小森祥吾(3年=國學院久我山)が頭で合わせて先制する。そして後半30分、36番中塚剛佑(1年=暁星)が抜け出しキーパーをかわしてシュート。これが決まり、試合を決定づけるゴールとなった。上位対決は稲穂が勝利し、単独首位を守る形となった。

 

 

3試合目は、前節今季初勝利を掴み勢いに乗る、2連覇中の早稲田大学FC.GUSTA(以下、グスタ)と現在4位に位置をつける早稲田大学HUMAN FC(以下、ヒューマン)の早稲田ダービーとなった。前半、グスタがフリーキックから4番閔海泓(3年=國學院久我山)が折り返して、18番萩本遥平(2年=國學院久我山)が押し込み待望の先制をあげる。一方後半、ヒューマン28番小山尚紀(1年=静岡学園)が個人技でグスタDF2枚かわして、ワンツーからのシュート。これがゴールに突き刺さり見事に同点に追いつく。そのまま両者譲らずに注目の早稲田ダービーはドローで試合を終えた。

 

 

4試合目は、優勝候補筆頭だが、未だ思うように勝ち点が積めていない中央大学フースバル体同連(以下、フースバル)と今季初勝利がなんとしてでも欲しい早稲田大学理工サッカー部(以下、早理)の対戦となった。前半は、お互いロングボールによって相手の様子を伺う展開となった。お互いの集中した堅い守備により両チーム譲らない。そんな中前半20分、早理6番浅沼拓真(3年=都立国立)からのクロスに80番遠藤佑馬(1年=静岡学園)が合わせて先制する。ここで早理が流れに乗り、チャンスが増える。しかし決めきれない。後半、フースバルも自慢の攻撃力で反撃に出るも早理の集中した守備にシャットアウトされる。このまま試合終了。早理が今季初勝利を掴む形となった。フースは9位に順位を落とし、苦しい状況になった。

 

 

6節は順位の変動が大きく変わる展開となった。優勝候補筆頭であったフースバルが3敗と苦しい状況になったが、まだどのチームも優勝争い、降格争いに参加するかは分からない状況となり、混戦になるであろう。第7節での順位の変動が楽しみである。

なお、慶應大学理工学部サッカー部はコロナウィルスの影響で活動が出来ず、2021年新関東リーグは全試合不戦敗となった。

[第6節]

立教サッカー愛好会10中央サカ同

早稲田稲穂20明治生田

早稲田グスタ11早稲田ヒューマン

早稲田理工10中央フースバル

 

[順位表]

Written by

編集部BeYonD

abe

Keywords

Recommend

コラム 2017.03.05

【BMOM30】SB嶋方翼(2年=農大二高)左サイドをシャットアウトし悲願の初タイトル獲得

本日、GuamChampionship予選が鹿島ハイツにて行われた。決勝戦は立教大学サッカー愛好会、慶應大学理工学部サッカー部というカード。結果は1-1の同点で50分間が終了した。そして、PK戦の末、…

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.05.07

【チーム特集】中央大学MAPLE

今回は【インスタ企画 いい写いいね大会】において、 第3グループで見事優勝いたしました「中央大学MAPLE」に独占インタビューさせていただきました!! 幹事長の吉武友樹さん、マネー…

read more 渋井颯太
コラム 2017.07.09

【新関東カップ2017】敢闘賞

新関東カップで対価通り新関東1部のチームが上位進出を果たす中、トーナメント上位進出はならなかったものの格上相手にも勇敢に戦い、素晴らしい戦績を残したチームがいたことをみなさんはご存知だろうか。 …

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.07.16

【高校別OB座談会vol.5】市立浦和OB座談会 高校選手権出場の思い出を振り返る!

群雄割拠で高校サッカーの激戦区である埼玉県内で強豪として名の知れているさいたま市立浦和高等学校(以下:市立浦和)。 そんな市立浦和のOBたちに高校時代の思い出やそれぞれのサークルについてインタビュー…

read more 高橋佑輔
コラム 2017.08.16

【BMOM70】 抜群の推進力と身体の強さを活かし、矢部晃太(3年=埼玉栄)がFC FLITTを東洋大学頂点に導く2発!!

先日大雨の中行われた東洋大学 F.C. FLITT(以下FLITT)と東洋大学 就活してboys(以下就活)による東洋大学学内戦決勝は、打ち合いの接戦となった。 天候のせいか、試合は互いにロングボー…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.01.30

新チーム始動インタビュー第4弾”明治大学体同連サッカー部 青木聡汰”

2年前、アットホームカップを制し日本一を勝ち取った明治大学体同連サッカー部。翌年、マガ杯で3位入賞となるものの無冠の1年となった。リーグ戦では最終節に土砂降りの中、青山理工に劇的勝利し残留をもぎ取った…

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.10.25

【BMOM109】途中出場の大井川翔(2年=八千代松陰)が値千金の同点弾!!

先週の試合が延期になったこともあり、他のリーグより遅れて開幕した新関東リーグ2部B。 このリーグきっての強豪、日本大学法学部サッカー部(以下=日大法学部)と、慶応大学理工学部サッカー部(以下=慶応リ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2024.04.07

【新歓記事vol.2】新入生必見‼️日本大学サッカーサークルを比較してみました!!

日本大学の新入生必見👀サッカーサークルを比較してみました!! 街中では半袖を着ている人が見られるくらい暖かくなってきましたね。そんな暖かい4月といえば新学期!新入生はこれからの生活に期待を膨らませな…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.30

【BMOM35】髙坂圭一(3年=本郷) ”Esperanzaの闘将”

明治大学 Esperanza DF 髙坂圭一(3年=本郷) 明治大学Esperanza vs 早稲田大学 Sunday SCの試合は両者実力が均衡し、なかなかチャンスが訪れないゲー…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.10.22

【新関東リーグ2017・1部第2節】立教愛好会、明治体同連が2連勝!全4試合をハイライト!

10月21日、鹿島ハイツ第5グラウンドで1部第2節の全4試合が行われた。前節に引き続き雨の中での試合となったが、1部独特の熱気と雰囲気で悪天候を感じさせないゲームとなった。 前節明治生田戦で完勝…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-