【新関東リーグ2022・1部・最終節マッチハイライト】遂に最終節を迎えた1部リーグ。最後に笑うチームはどこだ!?

大田智輝

新関東リーグ2022・1部最終節は12/3,4の2日に分けて開催された。また、雷雨の影響で延期となった第6節早稲田大学HUMANFCvs早稲田大学稲穂キッカーズの試合は、12/5に開催された。

12/3 中央大学体同連フースバルクラブvs明治大学GroovyKids

立ち上がりから明治グルービーが押し込む展開となりPKを獲得。キッカーは明治グルービー6番稲田龍(4年=長崎南山)、一度は中央フースバル守護神1番小倉佑太(3年=中大横浜)が弾くも、こぼれ球を自ら詰めて、グルービーが先制。その後も明治グルービーペースで試合が進み、前半終了。
後半に入ると、明治グルービーがDFラインと相手GKの間に浮き玉のパスを出すと、中央フースバルが連携ミスによりOGをしてしまい、追加点を獲得。試合終了間際に中央フースバル44番磯辺光(2年=東福岡)のクロスに10番岡本共生(3年=東福岡)が合わせて、フースが一点返すもここで試合終了。

中央フースバル1-2明治グルービー

12/3 早稲田大学理工サッカー部vs早稲田大学稲穂キッカーズ

互いに優勝、残留がかかった絶対に負けられない一戦。立ち上がりから両者譲らない展開、互いに決定機を迎えることなく前半を終える、後半に入ると早稲田理工77番奥田大夢(2年=専修松戸)のサイド突破を中心に何度もチャンスを作るがなかなかゴールにつながらない。後半7分早稲田稲穂11番蔵田旺祐(3年=早稲田実業)がトラップミスを見逃さず、ペナルティエリア外から放ったロングシュートがゴールに吸い込まれ先制する。早稲田理工は最後まで相手の固い守備を崩すことができずそのままタイムアップ。早稲田稲穂は優勝に向け大きな勝ち点3を得て、早稲田理工は昇降格プレーオフで早稲田グスタと対戦することになった。

早稲田理工0-1早稲田稲穂

12/4 立教大学サッカー愛好会vs青山学院大学理工サッカー部

前半23分立教愛好会9番武井康樹(浜松市立)が右サイドを突破しマイナスに上げたクロスを10番高田悠生(3年=真岡)が合わせて先制点をあげる。後半15分立教愛好会23番上田翔太(2年=都立城東)の25mミドルシュートが決まり、2点のリードとなる。後半32分には立教愛好会77番高田舜(2年=駒込)のフリーキックを25番仲田一真(2年=神戸国際大附属)が頭で合わせ勝負を決める3点目を奪った。

立教愛好会3-0青山理工

12/4 早稲田大学HUMAN FCvs明治大学生田サッカー部蹴友会

互いにチャンスを作るも0-0のまま前半を終える。
後半10分早稲田ヒューマンPK獲得するも明治生田守護神山田大晴(3年=国士舘)がセーブ。後半34分早稲田ヒューマンDFの処理ミスを奪った明治生田59番水野真成(2年=検見川)がGKとの1対1を落ち着いて流し込み待望の先制点を奪った。なんとか優勝への望みを残そうと同点ゴールを狙う早稲田ヒューマンの猛攻に耐え凌ぎ試合終了。
勝利した明治生田は3位に浮上した。また勝ち点1差で2位につけていた早稲田ヒューマンが敗北したため、翌日の延期試合を前にして早稲田稲穂の優勝が確定した。

早稲田ヒューマン0-1明治生田

12/5早稲田大学稲穂キッカーズvs早稲田大学HUMAN FC(延期試合)

前日の試合結果により、2年連続優勝が決まった早稲田稲穂と、最終試合に勝利し引退を迎えたい早稲田ヒューマンの一戦。
雷雨で中断となった先週末の試合状況を引き継ぎ、早稲田ヒューマン1点リードで前半10分から試合開始となった。前半28分早稲田ヒューマン28番小山尚紀(2年=静岡学園)の右サイドからのコーナーに25番名古路立樹(2年=千種)がニアにで逸らし左サイドネットに突き刺した。後半早稲田稲穂の猛攻が続くも、早稲田ヒューマン守備陣の牙城を崩すことが出来ずこのまま試合終了となった。

早稲田稲穂0-2早稲田ヒューマン

最終節を終えた順位表

新関東リーグ2022 1部は早稲田稲穂の2連覇で幕を閉じた。優勝した早稲田稲穂は12/10同志社大学京田辺グラウンドにて関西王者同志社大学三つ葉キッカーズとの日本一決定戦に進む。
また、6位早稲田理工は12/21に早稲田FC GUSTAと入れ替え戦に挑む。そして、7位明治グルービーと8位青山理工は来季2部降格が決定した。

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大田智輝

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