【新関東リーグ2021・1部第9節】連勝中で勢いに乗る両チームによる早稲田ダービー!
山口輝RESULTS
新関東リーグ2021・1部第9節
稲穂キッカーズ
理工サッカー部
11月27日(土)、矢田部グラウンドにて新関東リーグ1部9節、早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と早稲田大学理工サッカー部(以下:早稲田理工)の早稲田ダービーが行われた。直前に行われた試合で2位の立教サッカー愛好会が引き分けたため、早稲田稲穂は試合開始前に1部リーグ優勝が決定しているも、無敗優勝に向けて絶対に負けられない1戦である。早稲田理工は1部残留が決定しているが、リーグ戦を良い形で締めくくるためにこの早稲田ダービーは絶対に負けられない。
(早稲田稲穂スターティングメンバ―)
(早稲田理工スターティングメンバ―)
前半
3分、早稲田稲穂がコーナーキックのチャンスを得るも風に流されラインを割りチャンスを活かせず。
お互い前線から強度の高いプレスをかける展開となり、両チームともに良い形を作るも集中した守備によりシュートまでいけず拮抗した試合となる。
均衡を破ったのは早稲田稲穂だった。
19分、6番大海航輝(3年=都立駒場)がインターセプトからスルーパス。このスルーパスに反応した38番双木駿(1年=早大本庄)がキーパーと一対一をゴール右に冷静に決め先制する。ファーストシュートをものにする。
その後も風上の早稲田稲穂が押し込む時間が多く、何度もコーナーキックを獲得するなどチャンスを作るが、早稲田理工のキーパー23番山下壮一郎(2年=桐光学園)の良い飛び出しや77番沼尾岳歩(1年=日大藤沢)の身体を張ったディフェンスなど、チーム全員の集中した守備により1-0のまま前半を終える。
後半
後半も前半同様立ち上がりからお互い球際で激しくぶつかりあい、拮抗した展開となる。
早い時間帯で追いつきたい早稲田理工だったが、早稲田稲穂に得点が生まれる。
11分、コーナーキックを10番木下悠人(3年=早稲田実業)が良いキックを蹴る。このボールに37番河島佑樹(2年=暁星)が打点の高いヘディングで合わせ追加点を挙げる。
このまま早稲田稲穂ペースで試合が進むと思われたが、13分早稲田理工0番粕谷龍楓(3年=駒場)がドリブルで持ち出しペナルティーエリア内右へスルーパス。このスルーパスに反応した11番田中元一朗(3年=東工大附属)がマイナスへクロスをあげ、6番浅沼拓真(3年=都立国立)がゴール右上に突きさし、一点差とする。
この一点で勢いに乗った早稲田理工は20分にミドルシュートを打つなどチャンスを作る。
さらに早稲田理工は、24分に早稲田稲穂のクリアボールを拾い左サイドでフリーになっている7番三品晴人(3年=静岡学園)に展開。そのままペナルティーエリア内まで持ち出し、ゴール右上に芸術的なシュートを決め、同点に追いつく。
その後は、両チームともにギアをさらにあげ、お互いチャンスを多く作る白熱した展開になる。
試合終了間際、早稲田稲穂が怒涛の攻撃を仕掛けるも早稲田理工のキーパー23番山下壮一郎(2年=桐光学園)のスーパーセーブにより追加点は生まれず、2-2の同点のまま試合終了となる。
早稲田稲穂はこの試合の結果により、5勝3分となり、無敗優勝を決めた。1試合を通して強度の高いプレーが見られ、随所に早稲田稲穂の良さが出る試合であった。試合流れを読む力や苦しい展開になっても負けないという、優勝するチームにふさわしいゲーム内容であった。東西対抗戦でも早稲田稲穂らしい試合をし、良いゲームになることを期待したい。
一方、早稲田理工は2点先制され苦しい展開になるも、立て続けに得点し追いつくという強さを見せた。早稲田稲穂の強度の高いプレッシャーの中でも、早稲田理工らしい高い技術で打開する場面が何度も見られた。来年も早稲田理工の活躍を期待したい。
[試合結果]
早稲田稲穂 2-2 早稲田理工
[得点者]
早稲田稲穂:双木(19分)、河島(46分)
早稲田理工:浅沼(48分)、三品(59分)
Written by
山口輝
hikaru
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