[スパイク特集vol.3] HGのスパイクを履いているのに足の裏にマメができる!?そんな疑問を解決します!
BeYonD 編集部今年は、夏が終わったと思ったら秋をすっ飛ばして冬になってしまいましたね。
ですが、スパイクコラムは大事なことを飛ばすことなくやっていきたいと思います!
vol.1とvol.2では、スパイクのポイントの表記について取り上げてきました。
まずは、それらの対応するグランドの相性をまとめてみましたのでご覧ください!
| 土 | 人工芝 | 天然芝
(ほとんどが土) |
天然芝 | |
| HG(Hard Ground) | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
| FG(Farm Ground) | × | × | △ | ◎ |
| AG(Artificial Ground) | × | ◎ | × | △ |
この表から、ひと目でHGスパイクが一番万能であることが分かりますね。
なので、
「合宿が多いからスパイクを2足も3足も揃えるのはちょっときついな…」という方は、
どのグラウンドにも対応できるHGスパイクを購入することをお勧めします!!
基本的にHGのスパイクは全グランドに対応していますが、HGのスパイクを人工芝で履いているのに、足の裏にマメができてしまった。そのような経験がある人も中にはいるはずです!
それには、いくつかの原因が考えられるのですが、お分かりになりますか?
足の裏にマメができる原因は主に2つ!!
①スパイクのサイズが足に合っていない
スパイクを設計する際、ポイントの位置はジャストサイズで履いていることを想定されています。
サイズが小さすぎると、指先のツメに血マメができてしまい、
大きすぎると本来力がかかってはいけないところに圧力がかかることにより足の裏にマメができてしまいます。
指先の余りは5mm以内に収めましょう!!
指先が5mmより大きく空いている場合は大き過ぎるものを選んでいるのでサイズダウンを検討しましょう!
ジャストサイズのスパイクを買って、ピッタリと履くことでスパイクの持っている能力を最大限に発揮させましょう!!
②ポイントがブレードタイプでグリップが効き過ぎている
HGのポイントは主に3つの種類に分類され、その中でもブレードタイプが一番強いグリップ力を持つため、人工芝でグリップが効き過ぎて足の裏にマメができてしまうことがあります!
⑴丸スタッド
(テクニックにこだわる選手向き)
[長所]グリップが強すぎないため人工芝での使用に向いている、 細かいターンや素早いステップが可能
[短所]土で使用するとポイントが削れやすい
⑵ブレードスタッド
(スピードにこだわる選手向き)
[長所]土で強烈なグリップを発揮できる、直線的なダッシュ、ターンが可能
[短所]グリップが強いため人工芝で履くのが望まれない
⑶トライアングルスタッド
(丸とブレードのハイブリッド)
[長所]丸とブレードの良さを併せ持つ
[短所]現在販売されているスパイクでこれを採用しているものはほとんどない
まずは、自分のスパイクを触ってみてジャストサイズのスパイクを選んでください!
ブレードタイプの強烈なグリップ力にこだわりがある人は良いですが、ブレードタイプを履くと足の裏にマメができて気になる人は、人工芝のグランドでは丸スタッドを着してみるといいでしょう!!
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