【新関東カップ2018 3回戦】白熱の早稲田ダービー!PK戦までもつれた試合は王者稲穂が制する!
高橋佑輔RESULTS
新関東カップ2018 3回戦
稲穂キッカーズ
HUMAN F.C.
5月20日、鹿島ハイツ第4グランドで新関東カップ3回戦が行われた。
前回大会王者として第1シードに入った早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)は3回戦からの登場。
2連戦で疲労感の残る中、王者を迎えうつのは早稲田大学HUMAN F.C(以下:早稲田ヒューマン)。
早稲田大学のサッカーサークルを牽引する両チームが3回戦という早い段階で顔を会わせることになった。
3回戦で最も注目を集める早稲田ダービーがキックオフ。
(早稲田稲穂スタメン)
(早稲田ヒューマンスタメン)
前半
キックオフ前から両チームとも、大きな応援合戦が始まる。
同校のライバル同士の戦いはスターティングメンバー、ベンチメンバーのみならずチームでの総力戦だ。
序盤は早稲田稲穂がロングボールを前線へと蹴り込み押し込むが、早稲田ヒューマンDFが冷静に跳ね返す。
最初にチャンスを迎えたのは早稲田稲穂。
5分、早稲田稲穂97番中島(2年=早大本庄)がフリーキックの場面でゴール前にボール放り込む。
このこぼれ球を自らシュートするが枠の外に外れる。
ロングボールを多用する早稲田稲穂に対し早稲田ヒューマンもロングボールを使って攻め手を作ろうとする。
ワントップの17番岩下(3年=兵庫大付属高)の裏を狙うがなかなか合わせることができない。
徐々に早稲田稲穂が敵陣でプレーする時間を増やしていく。
11分、ファーサイドにに流れたクロスボールに、駆け上がって来た5番梶田(3年=早大本庄)が合わせるも大きくふかしてしまう。
対する早稲田ヒューマンは13分、32番中村(2年=市立浦和)の裏パスに抜け出した17番岩下がキーパーと一対一の展開を迎えるも、早稲田稲穂GK落合(3年=日大藤沢)の飛び出しに阻まれる。
早稲田稲穂がなかなか攻め手を作れないでいると、徐々に早稲田ヒューマンがボール支配率を高めていく。
早稲田ヒューマン37番丸山(1年=松本山雅U-18)が随所に個人技を魅せる。
また早稲田ヒューマンはこの日スタメンに抜てきされた一年生トリオの19番滝澤(1年=瀬戸内)、69番大野(1年=ロアッソ熊本U-18)、37番丸山がチームの核となり試合を運んでいく。
21分、早稲田稲穂のロングボールを蹴り込むと早稲田ヒューマンGKがボールの処理を誤ってしまう。その隙を見た、2番田原(3年=早大本庄)がロングシュートを狙う。しかし惜しくも枠の上にそれる。
早稲田稲穂のロングボールに対し、早稲田ヒューマン36番角(2年=真岡)が圧倒的な空中戦の強さを魅せボールを跳ね返し続ける。
29分には、左サイドで手に入れたFKを早稲田稲穂97番中島がクロス。このクロスボールに11番井尻(3年=静岡北)が合わせるが決められない。
両チーム共に決定機をなかなか作り出せないまま前半が終了。
後半
後半も前半と同じような試合展開が続く。
運動量と組織での守備を武器にする早稲田稲穂に対して、早稲田ヒューマンも運動量を落とさず対応。
早稲田ヒューマン29番磯島(3年=真岡)が激しいチェイシングを続ける。
後半最初のチャンスは10分。
早稲田稲穂中島がFKの場面でゴール左を狙うも枠を捉えきれない。
続く13分にも、左サイドを抜け出した早稲田稲穂97番中島がそのまま左足を振り抜くも点が入らない。
早稲田稲穂の2年生エースが再三にシュートを打ち、存在感を出し続ける。
その後も両チームは中盤での激しい球際の攻防を繰り広げる。
早稲田ヒューマンは100番真崎(3年=東京成徳)や94番鈴木(1年=ザスパクサツ群馬U-18)が裏へ抜け出すシーンを作るも、早稲田稲穂GK落合の果敢な飛び出しや正確な判断に阻まれる。
このまま両チーム共ゴールネットを揺らすことができず、勝敗はPK戦に委ねられることになる。
PK戦
先攻は早稲田ヒューマン、後攻は早稲田稲穂。
最初の二人は両チーム共成功。
お互いに一人づつ失敗して迎えたサドンデス。
早稲田ヒューマンの7人目のキッカーが外してしまう。
そして、早稲田稲穂梶原(2年=都立狛江)が落ち着いて決め切り、早稲田稲穂が準々決勝へと駒を進めた。
ヒ ○ ○ ○ × ○ ○ ×
PK戦までもつれた注目の一戦は、昨年度王者早稲田稲穂が勝負強さを発揮して勝利を収めた。
準々決勝では、1部の早稲田大学FC.GUSTAを破るジャイアントキリングを起こし、勝ち上がってきている、日本大学スポーツ科学部サッカー部と対戦する。
Written by
高橋佑輔
takahashi
早稲田大学 FC.GUSTA
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