【新関東FL一部第3節】中央ダービー含めた4試合の見どころ

BeYonD 編集部

第1試合(9:00 ko) 明治大学体同連サッカー部vs稲穂キッカーズ
前節、両チームとも完勝したこのカードは先制点が鍵となるだろう。両チームのキャプテン共に守備に重点を置き、「まずは守備をしっかりとする。」と話していた。先制点を奪われた時に崩れずにゲームを運べるかも重要になる。

【稲穂キッカーズ】
稲穂は前線の97番大葉 10番今井 77番坂梨 そして前回は出場停止だった18番長瀬と速くテクニックのある攻撃陣が2試合で6得点と大爆発。守備面も2試合1失点の好守を維持している。キャプテンの5番福田を中心としたDFライン4枚の固い守りからの素早いカウンターはこのチームの大きな武器となっている。中でも前節2得点1アシストと全ゴールに絡み、得点ランキングトップの10番今井に注目だ。

【明治体同連サッカー部】
明治体同連は、前節、GK1番芦田がナイスセーブを何度も見せるなど硬い守備を見せ3-0と完勝した。後半開始早々先制点を奪った体同連はその後立て続けにゴール。15分間で3得点奪う攻撃を見せた。乗せると止まらないのが今の体同連だ。キャプテン14番三村は「スーパーな選手はいないので、チーム力で勝負する。」と話した。首位の稲穂を勝ち上位に食い込むことができるか注目だ。

 

 

第2試合(10:30ko) 中大サッカー同好会vs中大フースバルクラブ
第2試合は因縁の中央ダービーというカードになった。今年の中央ダービーの戦績は1勝1敗1分とまさに互角。今年4戦目となる本カード。中大杯優勝の同好会かマガジン杯王者のフースか今節ナンバーワン注目試合だ。

【中大同好会】

サッカー同好会はアットホームカップでベスト4に入り良い状態でリーグ戦に臨んだ。しかし、結果は2連敗。守備陣は6失点と綻びが出ている。ムードメーカーでもあるキャプテンの7番村井を中心にチームを立て直したい。注目はボランチの56番安田の運動量と若さ溢れるプレーだ。安田の運動量は攻守に渡って非常に脅威となっている。そして、前節グルービー戦では再三ゴールを脅かし、復調の兆しを見せた攻撃陣がこの大一番で爆発できるか期待である。重要な試合に強い中大同好会がどのようなサッカーを見せるか期待だ。

【中大フースバルクラブ】
フースバルはマガジンカップを制して以降安定した力を見せつけている。リーグ戦でも勝ち点4の2位と優勝の射程圏内。2試合で6得点と自慢の攻撃陣が勝利の原動力になっている。注目は中盤の若杉と苅部のダブルボランチだ。この新潟明訓コンビを中心とした攻撃は、そう簡単に抑えることはできない。彼らが中盤を支配できれば、決定力のある大和田を中心とした前線が中大同好会ゴールを襲うだろう。

 

 

第3試合(12:00ko) 立教サッカー愛好会vs明治グルービーキッズ
第3試合は、3位の立教大学サッカー愛好会と6位の明治大学グルービーキッズというカードになった。互いに今年度大きなタイトルが取れていない両チームはこのリーグにかける思いは非常に強いだろう。

【立教サッカー愛好会】
立愛は1勝1分で3位につけている。次節に勝ち、優勝争いに喰らい付きたい。注目は右サイドハーフ99番山本のスピードだ。右サイドを自慢のスピードで何度も突破しているのが印象的だ。山本の突破から何度も得点に絡むシーンがある。さらにFWには2試合連続ゴール中の44番浅田もいる。浅田の裏への抜け出しと決定力にも注目したい。ベンチも含めた圧倒的なチーム力でここまで好調を維持している強豪「立愛」の戦いぶりに注目だ。

【明治大学グルービーキッズ】
グルービーは1勝1敗で6位となっている。前節は、体を張った守備で熱戦を制した。この勢いのまま第3節も勝ち、2連勝と波に乗りたい。個の力は新関東リーグの中でも1,2を争うほどである。中でも注目なのが、23番の小田島だ。小田島は、これまで攻守にわたり非常にアグレッシブにプレーし、サイドを制圧するプレーを何度も見せた。また、守備の要の妹尾にも注目だ。対人 空中戦 スピードと3拍子揃った選手である。キャプテン澤井も話しいていた通り、試合終盤の運動量の低下が少し気になるところである。

 

 

第4試合(13:30ko) 青山学院大学理工サッカー部vs早稲田大学HUMAN FC
第4試合は5位青山学院大学理工サッカー部vs8位早稲田大学HUMAN FCというカード。前節の稲穂戦で0-3と完敗した青理は次節勝利して波を取り戻したい。早稲田HUMANも2連敗と本来の戦いが出来ていない。どちらも勝利が絶対欲しい一戦である。

【青学理工サッカー部】
青理の注目は中盤でのゲームメイクだ。中盤に枚数をかけリズムいい攻撃ができれば、第1節のような攻守に圧倒した戦い方で、ゲームを優位に運べるだろう。また、エースの10番赤塚はスピードだけでなくボールタッチも繊細で常に相手の脅威となる存在である。赤塚を中心とした攻撃陣に期待である。

【早稲田HUMAN】
HUMANは前節の体同連戦での前半非常にいいゲームができていた印象がある。しかし、後半開始早々に失点してしまい集中力を切らし、立て続けに3失点。キャプテンの古庄も話していた通り、70分間集中を切らさず戦うことが次節青理戦の鍵になるだろう。気持ちのHUMANが底力を見せることができるか注目が集まる

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