【BMOM136】シャバシュ哲生(2年=暁星)豪華絢爛たる早稲田稲穂のキーマン!
高橋佑輔2019年10月19日、新関東リーグが幕を開けた。2試合目の対戦カードである早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と明治大学生田サッカー蹴友会(以下:明治生田)の戦いは早稲田稲穂が3得点を挙げ完封勝利。
その早稲田稲穂のスターティングラインナップに一際目立つ名前の選手がいる。
シャバシュ哲生(2年=暁星)
フランス人の親を持つハーフのシャバシュ。その端正な顔立ちと長い手足には誰もが見惚れてしまう。
まさに狙い通りの一撃。
「マガハイ用に仕上げたトリックプレーで狙い通りの点でした」
と本人も語るようにシャバシュの一撃は反撃を狙う明治生田を黙らせた。後半7分、深津笙(3年=星稜)のフリーキックに頭で合わせ、ダメ押しとなる3点目。シャバシュも得点後は力強いガッツポーズを見せた。
シャバシュのプレースタイルはまさにボックストゥボックス。強い縦への推進力と運動量を活かし、攻守に渡って至る所に顔を出す。ボールを持ち出すとJリーグの下部組織で培った足元の技術と速さを活かして相手にとって脅威的な存在となり続ける。
開幕戦の明治生田戦では
「新しい戦術がどのくらい通用するのか楽しみだったと同時に心配な面もありました。結局それがうまくハマって勝てたのは良かったです」
と今までの早稲田稲穂の縦に早いサッカーに加えて、新しいフォーメーションでの攻撃を使い分けて戦った。
これにより「FW以外も点が取れるチームになった」と言うように当日は豊田吏央(2年=幕張総合)とシャバシュのMFらがゴール。キャプテンの中島剣士郎(3年=早大本庄)の独力に頼らずとも3点を奪ってみせた。
「マガ杯は自分のせいで負けてしまい先輩達に迷惑をかけたので、3年生と一緒に戦える最後の大会で喜んで終われるように頑張ります!」と意気込むシャバシュ。
現在2節を終え、単独首位に立つ早稲田稲穂。
優勝に向けた残り5試合。残す戦いはカップ戦王者・立教愛好会、マガ杯王者・中央フースバル、同大学のライバル・早稲田グスタ、早稲田理工など、楽な戦いは一つもない。過去の悔しさを晴らすべく、シャバシュ哲生が新関東リーグで躍動する。
Written by
高橋佑輔
takahashi
早稲田大学 FC.GUSTA
Keywords
Recommend
【同好会基礎情報Vol.4】早慶MARCHの頂点!圧倒的試合数をこなすUNION LEAGUEってなに?
【同好会基礎情報Vol. 4】 早慶MARCHが覇権を争う?!圧倒的な試合数をこなすUNION LEAGUEとは? 大学サッカー同好会カテゴリーの様々な大会・イベントな…
read more BeYonD 編集部【BMOM25】 伴勇(1年=松本山雅Y) 寄せ集めのチームを決勝まで導いたキャプテンの心意気が歓喜の瞬間をもたらす!
新人戦1年生大会②の決勝戦は成蹊大学FC kanoaと法政大学学団連サッカー部の激しい攻防が繰り広げられた。技巧派集団法政学団連の攻撃陣を無失点で抑え込み、1-0の接戦をものにした成蹊大学FC kan…
read more BeYonD 編集部【キャプテン特集vol.1】サークル屈指の熱き闘将
こんにちは! 今回の記事はキャプテン特集です! 第一弾は昨年、悲願の新関東1部昇格を決めノリに乗ってる 慶應義塾大学理工学部サッカー部 3年 田中崇太 さんです。 キャ…
read more BeYonD 編集部【BMOM115】津幡康樹(3年=八千代) 首位を走る中央フースバルを支える影の大黒柱が活躍!!
11月3日土曜日、鹿島ハイツで行われた1部リーグ5節は首位維持のために勝ち続けたい中央大学体同連フースバスクラブ(以下:中央フースバル)と残留するために勝ちたい慶應大学キッカーズクラブ(以下:慶應キッ…
read more BeYonD 編集部【BMOM127】中村亜門(2年=横河武蔵野)決勝点でチームを3年ぶりのベスト8へ導く!
新関東カップ3回戦 慶應義塾大学慶應キッカーズ(以下:慶應キッカーズ)と早稲田大学理工サッカー部(以下:早稲田理工)の試合が5月25日に矢田部サッカー場にて行われた。 ポゼッションを得意とするチ…
read more BeYonD 編集部【フットサル】「LEGRO FUTSAL LEAGUE powered by R.project」 とは??
LEGRO FUTSAL LEAGUE2018開幕!! BeYonDでは今年度より新たにフットサル部門を立ち上げ、フットサルとサッカーの2本の柱で盛り上げることになりました!! そして、フット…
read more BeYonD 編集部[BMOM5]FW谷口友哉(3年)ストライカーが残留へ望みをつなぐ決勝点
テクれ谷口 最下位と負けられない中、挑んだ第4節の明治大学グルービーキッズ戦。0-0で前半を折り返し、迎えた後半3分、勝ち点0の早稲田大学HUMANが先制点を決める。決めたのは背番号9番谷口 友哉(…
read more BeYonD 編集部【チームの根vol.2】 ”モモレンジャー” 法政大学学団連サッカー部 高野勇貴(3年=日大習志野)
ピッチに立てるのは11人。ただチームの力はその11人じゃ決まらない。自分を下手くそ、盛り上げ役と表した男の胸に秘めた思いに迫った。 法政大学学団連サッカー部 …
read more BeYonD 編集部【関西同好会リーグ2018】関西で繰り広げられる熱き戦い!その展望を紹介!
間も無く開幕する関西同好会リーグ2018。開幕に先立ち、リーグ戦1部の注目チームを紹介したい。 本命はやはり同志社大学三ツ葉キッカーズだろう。これまで関西同好会リーグを幾度となく制してきた彼らは…
read more BeYonD 編集部【文教大学学内戦決勝戦】フォトギャラリー
1番桐ヶ谷(3年=久喜北陽)はビッグセーブを連発し、ゴール前の番人となった。優勝の立役者はこの人に違いない。 10番関(1年=千葉経済大学附属)は豊富な運動量と共に、攻撃のリズム…
read more BeYonD 編集部

