【プレからの想い Vol.1】”マネは一番のサポーター”
BeYonD 編集部○○くんありがとう。○○くんありがとう。
あ〜、サークルに入って良かった!!
どうも、協力的な仕事ぶり、充実したサークル生活、BeYonDです!笑
さて、おふざけはこの辺にして本題に入りましょう。
ただいま連載中の“マネの想い” みなさん読んでいただけているでしょうか?
プレイヤーが求めていることを考え、一所懸命支えている姿には毎回感動させられ、また尊敬しますね。
ところで、プレイヤーはそんなマネージャーのことをどう思っているのでしょう。
プレからマネへの想いを知るため考えた新企画!“プレの想い”
プレイヤー代表として、引退後の4年生の幹事長とキャプテンにお話を伺っていきたいと思います。
さて、記念すべき第一弾は2017年度から一部昇格したこのチーム!!
早稲田大学 FC.GUSTA
マネージャーを大事にしていると言われているGUSTA!実際のところはどうなのでしょうか…??
昨年度の<幹事長 平優人さん>と<キャプテン 天引航さん>にお話を伺いました。(以下記載 平、天)
「マネージャーは一番のサポーターであり、試合で勝利したい理由の一つ」
-まず、部活でなくサークルを選んだ理由はなんですか?
天:主体的に思いを発信したいから。監督がいるとその人が絶対的存在になり、その人に気に入られるか、いかに評価してもらうかっていうのが上に行く道。自分のしたいことが限定されるのはちょっと違うと思い、自分がやりたいようにサッカーやりたいからサークルを選んだ。
-サークルでしかできないことは?
天&平:チーム運営。
(お二人とも同じことが一番に浮かぶんですね)
天:みんなを巻き込んでチームができる。自分たちがやりたいことをできる。形が決まってないから、自分たちで形を作れる。部活は監督っていう人が作った形の中で活動するけど、サークルなら自分達で考えて、もしこれがダメだったらこうしようとか自分たちが決めることが出来る。だからこそ、サークルがいいと思った。
-大学に入り、マネージャーがいることをどう思っていましたか?
天:高校時代マネージャーがいなかったから、欲しいと思っていた。
平:兄がGUSTAだったから入ったが、最初は正直”マネはいらない”と思っていた。高校の時のマネージャーが、テーピングの本を買って練習の合間に読んでいるくらい勉強家で、なおかつ応援もたくさんしてくれるスーパーマネージャーだった。そのせいか、マネージャーの理想像や定義のレベルが高かったから、女子大のマネージャーは男目当てに入ってくるような子ばかりでいらないと思っていた。
-そんなにいらないと思っていたのに、何がきっかけで仲良くなったんですか?
平:毎年夏にGUSTAで海に行く企画があって、そこで初めてマネとサッカーじゃないところで遊んだのね。普通にしてれいば仲良くなれるんだ、高校の時のマネ像を被せちゃうからダメなんだと気づいた。なんかね、マネージャーじゃなくて違う名前にしたらいいのになと思った笑 サポーターとかファンとか(笑)
-マネージャーがいて助かったことはなんですか?
天:試合前キャプテンとして話す時、みんなの気持ちをほぐそうと少し小ボケを入れたりしていたんだ。プレイヤーも笑ってくれるけど、やっぱり緊張しているんだよ。その時に、マネージャーはいつもの状態で笑ってツッコんでくれるから、良い雰囲気になったと思う。
平:試合一週間前の練習とかも、プレイヤーは緊張で周り見えなくなることがあるから、練習後マネージャーに“今日の練習どうだった?”って聞いていた。そしたら、みんな元気良かったよとか人いる割に声少なかったねとか、全体の雰囲気を掴んでくれてたのが助かったなぁ
天:そういうのマネは意外と感じ取ってるよね。
(マネージャーだからこそ気づくこともあるんですね!)
-じゃあ逆に、やってもらいたかったことはなんですか?
平:やって欲しかったこと…練習の時にナイスシュートとか言って欲しかった。お〜とか!試合の時と同じ感じで。
天:試合の時の応援はすごいよな!
(練習の時にも応援して欲しいんですね!)
平:単純に女の子にキャーキャー言われたら嬉しいからね(笑) その代わり、技術的なことは無理に求めてないかな〜
天:マネはいてくれるだけで良いよ
平:マネも楽しくいれる環境になっていたら嬉しいし、それが勝利に繋がったら一番良いんだろうね。マネ幹を作らなかった理由もここに繋がるよ、誰に何をして欲しいとかじゃなくて、来てくれて楽しんでくれたらそれで良いと思う!
あと、俺はサッカーをしている時以外サッカーから離れたかったから、合宿の夜とかにマネと話すとリラックスできて好きだったかな。
-マネがいてくれて良かったと思った瞬間はいつですか?
天:優勝した瞬間とか一部昇格した時に、泣いて喜んでくれたりするでしょ?はたから見たら、俺はマネがなんで泣いているのとか思ってそうって思われるかもしれないけど、実際はそういう時に同じチームにいてくれたありがたみを本当に感じた。一部昇格した時とかは、みんなに握手したよ。ありがとうございましたという感謝の気持ちで。
平:マネに対する感謝の気持ちはすごく多いね。
天:あまり普段はありがたみを感じないけど、結果が出た時にこいつらがいてくれて良かったと思う。
-GUSTAはプレマネの練習参加は自由だそうですが、そうするとマネそれぞれ参加率に差がありますよね?
天:そうだね、でもそれはサークルの良さでもあり、GUSTAの良さだと思う。マネみんなが練習きて仕事するのも良いけど、別に練習に来なくても良いんだ。役割は人それぞれ違うから。例えば飲み会しか来なくても、そこで絶大な能力を発揮して盛り上げたりしてくれる人もいるじゃん。人それぞれの価値観を認め合うのがサークル。
平:存在意義は周りの人が見出してあげないと。サークルは入部テストや面接もなくて、特にGUSTAは来るもの拒まず去るのも追わずだから、誰が来てもいいような体制を受け入れる側が作ってあげないといけないと思う。もちろん、自分がやりたいことと違う考えの人ももちろんいるだろうけど、運営側はそれを排除せずに、まとめてGUSTAっていうチームとしていなきゃいけないから。それをやりたくて、運営側に回っているし。
天:俺らの場合、みんなで楽しくやって結果がついて来たから良かったよな。
-マネの思いの記事でプレはマネの全てと言っている人もいますが…
平:俺からしたら逆だな。マネがいなくてもサッカーは成り立っても、サークルとしては成り立たない。だから、マネージャーを大事にする比率の方が高かった。プレは自分がやりたいサッカーをしに来ているけど、マネはそうじゃないじゃん。自分のためじゃなく、誰かのために頑張るということがないと組織は成り立たないから。
-最後に、プレイヤーにとってマネージャーはどのような存在ですか?
一番のサポーター。試合応援しに来たいと思ったら時間とお金を使ってくるし、練習も来たい時に来る。それは、グスタというチームを応援したいからだと思うから。そして、その期待に応えるのがプレイヤーだと思う。
基本的に参加自由というサークルっぽさを大事にしているGUSTA。しかし、時間を作って練習や行事に来てくれるマネが多くいる。その裏には、“一人一人の良さを認め合う”、“マネがより楽しく過ごせる環境を作りたい”という運営側の想いがあったのですね。
マネはいてくれるだけで意味がある、応援してくれるマネの想いに応えたい、そんなプレの想いが1部昇格につながったのかもしれません。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【BMOM40】千葉光輔(3年=上尾)ピッチ上を駆け回るひと際目立つ男の1発で試合を決定づける。
5/20に行われた新関東カップ2回戦、日本大学理工学部サッカー部(以下日理)vs東京大学駒場FC(以下駒場)は2-0で日理が勝利し、3回戦へ駒を進めた。 気温は28度、天然芝の照り返しも考えると…
read more BeYonD 編集部【BMOM70】 抜群の推進力と身体の強さを活かし、矢部晃太(3年=埼玉栄)がFC FLITTを東洋大学頂点に導く2発!!
先日大雨の中行われた東洋大学 F.C. FLITT(以下FLITT)と東洋大学 就活してboys(以下就活)による東洋大学学内戦決勝は、打ち合いの接戦となった。 天候のせいか、試合は互いにロングボー…
read more BeYonD 編集部【BMOM110】山田隆太(3年=川和) ピッチを縦横無尽に切り裂く青理の「韋駄天」が躍動
10月20日に聖地、鹿島ハイツで行われた青山学院大学理工学部サッカー部(以下:青理)と早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)の一部リーグ強豪対決が行われた。 パスを繋ぎ相手を徐々に突き崩していく…
read more BeYonD 編集部【BMOM112】谷口諒(3年=桃山学院) 立愛の勝利に導く決勝点をアシスト!
10月20日、鹿島ハイツにて新関東リーグ・1部第3節、立教サッカー愛好会(以下:立愛)と慶應義塾大学キッカーズフットボールクラブ(以下:慶應キッカーズ)との試合が行われた。 お互いに丁寧にボールをつ…
read more BeYonD 編集部【新関東リーグ2020・1部第4節】スタイルの違う上位2チームが激突!
波崎では珍しい風もなく陽気な気候で行われた新関東リーグ一部第3節。4連勝を果たし首位に浮上したい中央大学フースバルクラブ(以下:中央フースバル)と優勝争いに食い込むために負けられない早稲田大学…
read more BeYonD 編集部【BMOM133】後藤諒(3年=八千代) 立教愛好会縁の下の力持ちが緊張の取材デビュー!
6/8(土)@鹿島ハイツ第5グラウンドにて行われた新関東カップ準決勝。立教大学サッカー愛好会(以下:立教愛好会) vs 慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部(以下:慶應リコタイ)は前半2点を挙げ、勢い…
read more BeYonD 編集部【BMOM31】田中圭介(1年=日大藤沢) ”食いしん坊ドリブラー”
【BMOM31】法政学団連サッカー部 MF17 田中圭介(1年=日大藤沢) 先日行われたGuam Championship 鹿島ハイツラウンドにて法政大学学団連サッカー部…
read more BeYonD 編集部【BMOM51】磯島悠太(2年=真岡) ピッチを駆け回るHUMANのチャンスメーカー
早稲田大学HUMAN FC(以下:ヒューマン)は新関東カップ2017の3回戦で明治大学BeeVooと対戦し、6-1の快勝を見せた。ヒューマンの豊富なタレント、特にこの日ハットトリックを見せた藤林(3年…
read more BeYonD 編集部【新関東FL一部第3節】中央ダービー含めた4試合の見どころ
第1試合(9:00 ko) 明治大学体同連サッカー部vs稲穂キッカーズ 前節、両チームとも完勝したこのカードは先制点が鍵となるだろう。両チームのキャプテン共に守備に重点を置き、「まずは守備をしっかり…
read more BeYonD 編集部【BMOM92】 中大同好会の次世代エース! 鯵坂 賢(2年=多摩大目黒) 会心の2発!
5月6日にzozoパークで行われた新関東カップ2018・2回戦中央大学サッカー同好会(以下:中大同好会)と明治学院白FC(以下:明学白金FC)のカードになった。 立ち上がりに苦しんだ中大同好会だった…
read more BeYonD 編集部