【BMOM119】重松 良祐(2年=大森FC)チームのいじられ役がまさかのスーパーヒーローに!
BeYonD 編集部2019年2月15日清瀬内山グランドにて早稲田大学学内戦決勝が行われた。対戦カードは3期ぶりの優勝を狙う稲穂キッカーズ(以下:稲穂)と初優勝を狙うFCグスタ(以下:グスタ)試合はpk戦にもつれ込む大接戦に。
今回のBMOMにはこの13人にまで及ぶPK戦に終止符をうち、見事にヒーローになったグスタ1番GK重松 良祐(2年=大森FC)を選出したい。
非常に優しそうないい笑顔である。
彼は見てわかるように一人っ子であり、決勝戦でも一人っ子らしい堅実なセービングが際立っていた。彼は決勝だけでなく準決勝でも、1-0で迎えた後半の相手のPKを素晴らしいセービングで救っている。非常に強いメンタルを持ったグスタのゲームキャプテンである。
-まずはグスタ創設初の優勝の感想を聞いてみた-
「これまでグスタが創設されてから10年間、一度も成し遂げられなかった学内戦優勝をようやく成し遂げられました。この優勝は僕たちの力だけでなく、これまでグスタに関わっていただいた全ての人の応援のおかげだと思っています。こういった応援してただいている方たちに”優勝”という最高の形の報告ができたことを非常に嬉しく思います。」とプロ顔負けの真面目なコメント。
-続いて準決勝でのPKストップについて聞いてみた-
「試合終了間際に相手にPKを決められて同点にされてしまったら、相手の勢いそのままにPK戦も持ってかれてしまうと思っていたので、なんとしてでも止めなければならないと思っていました。結果としてこのPKストップが優勝へと繋がっていったと思うと、止めることができて本当に良かったです。」とコメント。
-決勝戦のPKについては-
「PK戦はあまり得意な方ではなく、冬のプレミアカップでも1つも止められなかったりといいイメージは全くないというのが正直なところです。実際今回も10本近くPKを受けて、自分が止められたのは一本だけなので笑 それでもチーム全体が一つになって結果としてPK戦で勝利できたことはこれからの自信に繋がっていくと思います。」と彼らしい謙虚なコメントが返ってきた。
-これからの目標については-
「目指すはもちろん、カップ戦、マガハイ、リーグ戦の優勝、そして統一戦の勝利という”三冠日本一”です。今シーズン、サークル界にグスタ旋風を巻き起こせるようチーム全体で力を合わせていきたいです。」と頼もしいコメントを残してくれた。
-最後に好きなお寿司のネタを聞いてみた-
「これはもう間違いなくカンパチ。あのさっぱりとした感じが最高に美味しい。」と非常にあっさりとしたコメントを残した。
彼は真面目なコメントを残してはいるものの、チーム内ではいじられ役。彼の最優秀選手発表の際にはグスタが笑いにつつまれるほど。
しかしどんな人でもチームのために考え続け、ヒーローになることができる。大学サッカーサークルの良い面が見られたような気がした。
これからもカンパチ好きな一人っ子重松 良祐の活躍とグスタの飛躍には期待していきたい。
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