【BMOM80】川田朋典(3年=高松北) 劇的スーパーゴールでチームを勝利に導く!

BeYonD 編集部

BMOMに輝いた。と言うよりは選ばざるを得なかった。

明治大学Groovy kids(以下明治グルービー)は1節で大敗を喫し、2節では先制しながらもPKにより追いつかれドロー。
そしてこの試合も、前半終了間際に先制するも立教大学サッカー愛好会の個の力により追いつかれてしまう。

嫌なムード、劣勢の状態で迎えた後半残り5分、この男が一撃で流れを変えた。

競り合いが続き、浮き玉が相手を背負った29番川田(3年=高松北)の足元に渡る。SBの彼からは想像もつかなかったが、迷うことなく反転し左足ボレー。
力の抜けたボールは素晴らしい軌道を描きネットを揺らし、大会ベストにもあげられるだろう文字通りスーパーゴールを記録し、明治グルービーを初勝利に導いた。

df6d67bb-1c93-461d-ad06-d257bc831827

なるほど。
伝わらないかもしれないが
どうだろうこの愛くるしい顔は。

 

まるでガッシュベルのウマゴンのようではないだろうか。

『シュドルク!!』

本名はシュナイダー

 

まさにそんな感じだ。
そんな感じでしかない。
そう思ってもらわなければこの先非常に困る。
まずは川田に初勝利を振り返ってもらった。
『メルメルメルメ〜メルメルメ〜』
(*内容どうこうより勝点3取れて良かったです)

 

次は自身のプレーを振り返ってもらった。
『メルメルメルメ〜メルメルメ〜』
(*ゴール以外何も出来てないです。得点シーンは何も考えず振り抜きました)
と、謙遜しながら語った。

 

この一勝で上位陣との差も詰めたが、決して安心できる位置ではなく、気の抜けないまま集中開催を迎える明治グルービー。

 

今後の抱負を聞くと、気を引き締めてこう語った。
『メルメルメルメルメルメルメルメ』
(*今後もこのような試合を続けていけるよう頑張りたいです)

最後にヒーローになれてよかったです
(*メルメルメルメ〜)

f7899d33-5794-41a2-b4ac-969e9691f674

ポテンシャル軍団の名を持ちチームの有名選手に目が行きがちではあるが、そこには彼らを支える潰れ役たちがいるのだ。
対人の強さを活かした守備力と機を見た攻撃参加は決して目立たずとも、確実にチームの右サイドを支えている。
たとえ攻め込まれる時間が長くても、味方にどんな野次を飛ばされても、87番中司(3年=國學院久我山)が途中出場3分で交代しようとも、ブレずに最後の最後まで最終ラインで敵の攻撃をストップし続け、堅実に仕事に徹しきっていた。
川田は今後明治グルービーが残留、、、いや優勝争いに食い込むキーパーソンと言っても過言ではないかもしれない。

次節では、新関東カップ決勝で苦杯を舐めた早稲田大学稲穂キッカーズとの対戦だ。
なにやら苦手意識があるようだが、それはここには書かないことにしよう。

苦手意識を払拭した川田が、またチームの最後尾からチームを勝利に導くことに期待しメルメルメルメ。

明治大学 Groovy kidsのチームページ

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2018.07.19

【新関東カップ2018】 ベストイレブン

7月1日、中央大学体同連フースバルクラブ(以下:中央フースバル)が早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)を下し、中央フースバルが稲穂の4連覇を防ぐという形で幕を閉じた新関東カップ2018。この大…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.12.16

[スパイク特集vol.3] HGのスパイクを履いているのに足の裏にマメができる!?そんな疑問を解決します!

今年は、夏が終わったと思ったら秋をすっ飛ばして冬になってしまいましたね。 ですが、スパイクコラムは大事なことを飛ばすことなくやっていきたいと思います!     …

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.12.12

【BMOM20】長瀬良太(2年) 稲穂の次期王様が1ゴール1アシストの活躍で三ッ葉キッカーズをねじ伏せる

次世代の王様 強風のなかで行われた東西対抗戦は、新関東FLを全勝で優勝した稲穂キッカーズが関西の三ッ葉キッカーズに押し込まれるかたちとなった。前半27分、劣勢の中10番今井(3年=都立駒場)のニアへ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.06.26

【BMOM100】梶原大和(2年=都立狛江)記念すべき100回目を飾ったのは、”強くて走れる”早稲田稲穂の長身フォワード!!

2016年11月に行われたアットホームカップ関東大会決勝で初めて執筆されたBMOMも、今回で100回目を迎えた。記念すべきビヨンド初のBMOMは早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)の"いぶし銀…

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.04.25

【チーム特集】早稲田大学FC.GUSTA

今回は去年に引き続き開催した【インスタ企画 良い写いいね大会】において、1132いいねを獲得して第1グループ2連覇を果たした「早稲田大学FC.GUSTA」に独占インタビューを行いました! &nb…

read more 後藤直也
コラム 2023.06.15

【注目の1年生紹介記事vol.2】明治大学体同連サッカー部と中央大学サッカー同好会の注目の1年生を紹介!

前回に引き続き、注目の1年生紹介第二弾です!! 今回ご紹介するのは、2023年学年別ROUND2年生優勝・稲穂FESTA3位の明治大学体同連サッカー部と、中央大学学内戦優勝・稲穂FESTA優勝の中央…

read more 竹中莉夏
コラム 2017.05.31

【BMOM49】巽健(3年=都立三鷹)”持っている男”のシュートセンスがジャイアントキリングを巻き起こす!

1回戦から勝ち進んできた首都大学東京八雲FC(以下:八雲)は昨年2部上位で慶應義塾大学の学内戦を制した慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部(以下:リコタイ)と対戦した。 格上との対戦となった八雲…

read more BeYonD 編集部
コラム 2022.11.09

【新関東リーグ2022・1部・2.3節マッチハイライト】過密日程となった2日目。2連戦を物にするのはどのチームか!?

第2節 中央大学体同連フースバルクラブ VS 明治大学生田サッカー蹴友会 前節、早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)に敗れた中央大学フースバルクラブ(以下:フース)と、明治大学groovykids…

read more 柴田尋生
コラム 2016.11.25

【新関東FL1部昇格戦】マッチプレビュー

各リーグ熱戦を制し、新関東FL1部昇格への挑戦権を得た2チーム 早稲田F.C.GUSTAと明治生田サッカー部蹴球会 2年前の自動昇格戦と同カードになるとは、 いったいどんな神のいたずらな…

read more BeYonD 編集部
コラム 2022.07.26

MVとは? 〜伝えたいメッセージ〜

こんにちは、BeYonD編集部です🌻 この夏、大きな大会に参加したり、イベントを行うチームも多いのではないでしょうか🌈 そこで今回は、サッカーサークルや同好会に所属している人には馴染みの深い、モチ…

read more 中込 こころ

-PICKUP CIRCLE-