BeYonD OGが振り返る “所属サークルに還元できるBeYonDでの経験”
田中菜々美暖かい日も増え、春の訪れを感じるこの頃。4年生の皆さんが卒業を間近に控える季節となりました。🌸
私たちBeYonDも代替わりを迎え、新しい幹部、メンバーと共にスタートを切りました。
そんな私たちの世代交代にあたって、今回は、2021年度のBeYonD マネージャーチームを1年間支えてくださった、川田珠莉さん(中央大学FUSBALL・4年:写真1枚目)、山下美穂さん(早稲田大学理工サッカー部・4年:写真2枚目)にお話を伺いました!
BeYonDでの仕事内容から所属サークルとの両立で感じたことなど、熱い想いを話してくださいました!普段記事を見ているけどどんな団体なんだろう?と思われている方も、是非読んでみてください✨
BeYonDについて
入会のきっかけ
–BeYonDに入会した理由を教えてください。
川田さん(以下敬称略):最初は、他大学や他サークルに友達を作りたいっていう軽い気持ちで入会しました。
ただ、初めてミーティングに参加した時に、自分が思っていたよりもずっと本格的に活動しているBeYonD編集部という組織の姿を見て、衝撃を受けたのを覚えています。
私が入会した当時(3年前)には既に、サッカーサークルについてより多くに人に知ってもらうための組織のビジョンやミッションが明確化されていて、サークルとはまた違う、学生団体だからできる取り組みをしていました。自分もこの組織の一員になって情報を発信することで、サッカーサークルはもちろん、マネージャーについても、もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。
自分達がいくら熱量を持って取り組んでいても、サッカーサークルに所属していると言うと、周りから遊んでいるだけと見られることが多かったんです。「こんなにも自分達の存在は知られていないのか」と悔しい思いをした経験があるからこそ、BeYonDでの活動が魅力的だったし、より多くの情報を伝えてサークルマネージャーについて知ってほしいと思いました。
山下さん(以下敬称略):最初は自分が取材を受けたのがきっかけでした。その時は、BeYonDに同期の代のマネージャーがじゅり(川田さん)しかいなかったこともあり、ひとつ上の先輩に誘っていただきました。そこから、自分も取材する側にまわり、様々なサークルと関わり刺激を受けたいと思い入会しました。私は3年の5月頃入ったので同期の中で1番遅かったですね。
↓山下美穂さん3年(早稲田大学理工サッカー部マネージャー長)時のインタビューはこちら↓
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仕事内容
–具体的にどんな仕事をしていましたか?
川田:イベントの運営や記事の作成をしていました。
記事を書く時には"誰に向けた記事か?""何のために書くのか?"をマネージャーチーム内で話し合って共有するようにしていました。サッカーサークルのマネージャーを経験した自分だからこそ書ける記事はどういう記事なのかを考えて書いていました。
山下:マネジャーならではの、マネジャーにしか書けない記事を書いていました。最終的に記事にならなかった案も沢山ありますが、サイトに上がっている記事はマネージャーチームで話し合って厳選した自信作ばかりですね!
私の傑作は、「写真に秘めたマネージャーの想いに迫る!」の記事だと思ってます。是非読んでください!笑
入会して良かったこと
–BeYonDに入ってよかったと思うことは何ですか?
川田:所属していたサークルを引退しても、サッカーサークル界に携わりながら自分の経験を活かした活動ができるのは嬉しかったです。「サークルマネジャー=遊び」という概念を払拭したかったし、マネージャーの持っている熱い想いをより多くの人に伝えたいと思っていました。自分の経験を活かして、自分の言葉でサークルマネージャーの実態を発信できるのは嬉しかったし、やりがいにも繋がりました。
↓川田珠莉さん3年(中央大学FUSBALLマネージャーキャプテン)時のインタビューはこちら↓
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それに加えて、他サークルに友達が作れたことはもちろん、BeYonDというコミュニティを通して、自分と同じように熱量を持ってサークル活動に取り組んでいる人たちとの交流の場があるのは、自分自身のモチベーションにも繋がりました。
色々な人たちと関わりを持てることで、各サークルに対する自分自身の考え方にも変化がありました。どのサークルにもサークルの伝統や色があるからこそ、記事やインタビューを通してそれを知ることができるのも楽しかったです。
山下:大学やサークルの垣根を越えて人脈が出来たのは本当に良かったなと思います。特に、同期のじゅり(川田さん)とはサークルは違うけど、プライベートでもご飯行くくらい仲良いし!
他サークルだから、もちろんライバルではあるけど、仲間でもあり刺激を貰えるからモチベーションにもなって良かったです。そのきっかけになったのは、マネージャー長ならではの悩みを他サークルと共有できた「マネージャーカレッジ」で、運営に関わることができて良かったと思っています。
大変だったこと
–逆に、大変だったことはありますか?
川田:大変だったことというか悩んだことなのですが、新しい代になって自分がBeYonDのマネージャーチームのリーダーを務めることになった時に、自分はマネージャーチームをどう引っ張りたいのか、ひとりひとりが当事者意識を持つためにはどうしたらよいのかとても悩みました。
記事案などを出すにあたって、せっかく色々なサークルから集まってBeYonDに所属しているのだから、先輩後輩関係なく全員が発言しやすい環境を作りたいと思っていたし、学年や所属するサークルが異なるからこそ、新しいアイデアや意見、発想に繋がると思ったから、みんなが話しやすい環境を作るためにはどうするべきか考えて、独自の対策を取りました。
そうすることで実際に、後輩からも積極的に意見を出してくれて、「より良い記事を出すためには」と話し合えたのはとても嬉しかったです。
山下:プレイヤーは試合記事やサッカーのことを書くから、題材がたくさんあるけど、マネージャー目線での記事は難しいなと思っていました。実際、途中はネタ切れしそうだったし。笑
でも、今までにない新しい記事案を考えるのは楽しかったです!ひとつ後悔しているのは、マネージャーの記事をバズらせることができなかったこと。これは後輩に託したいと思っています。
活動からプライベートまでたくさんの思い出
–BeYonDでの一番の思い出は何ですか?
川田:昨年の夏頃に開催した「マネージャーカレッジ」です。
毎年開催しているイベントではあったけれども、初めて自分がメインで担当することになって、会場の確保や参加者の招集、トークテーマ決めなど、いちから自分達学生だけで行ったのが印象的でした。
それまで、マネージャーはプレイヤーと比べると、サークルの垣根を超えた関わりがあまりない印象でした。ライバル意識?敵対心?じゃないけど、何かサークル間に壁があるなと思っていたので、そこの壁を取り払えばマネージャーからもサッカーサークル界をもっともっと盛り上げられる可能性が広がるのではと考えました。
開催後に参加者から「こういう機会が欲しかった」「試合などで話すようになった」という声を聞けて嬉しくなったし、やりがいに繋がりました。
山下:BeYonDでの旅行です!
今までサークルで同期旅行とかはあったけど、学年を超えて旅行は中々なかったので楽しかったです!
2日目は二日酔いでほうとうを食べたけど、それも良い思い出ですね。笑
所属サークルへの視点の変化
–BeYonDに入って、自分の所属サークルへの見方に変化はありましたか?
川田:BeYonDに所属して、サークルによって異なる考え方や価値観、サークルの色を知ることができたことで、その情報を基に自チームでも新たな取り組みに挑戦するなど、所属サークルへの還元にも繋がりました。
山下:良い意味で変わりましたね!
マネージャーカレッジや取材で様々なサークルと関わり、それぞれの話を聞いて、ここは取り入れようとか、ここはやっぱ自分のサークルの方がいいなとか。たくさんの刺激を受けたし、改めて所属サークルへの愛も深まりました。他のサークルの話を聞いていいなあと思うことも正直あったけれど、やっぱり私はもう一度大学生活をやり直せるもしても、早理を選ぶと思います。思い悩むこともあったけれど、そういう意味では、色々な人と関わって、見方が良い方に変わったと思ってます。
サッカーサークルマネージャーの魅力とは
–2人が考える、サッカーサークルマネジャーの魅力とは?
川田:サークルの魅力のひとつが自由であることであるように、サークルマネージャーの魅力も自由であることだと思います。プレイヤーだから、マネージャーだからとかは関係なく、自分次第で様々なことに挑戦できる環境がサークルにはあります。ルールがわからなくても、サッカー自体が大して好きじゃなくても、チームの目標に一歩でも近付くために、マネージャーも熱量を持って取り組むことができるんです。自分達ができることを模索して、新しくいちから作り上げていくことだってできると思っています。
山下:自分次第で変えられること。練習・合宿に参加するも参加しないも自分次第、プレイヤーのやる気を更にアップさせるのも自分の応援次第。
自分次第で良くも悪くも変えられるからこそ熱くなれる、これが私の考えるサークルの魅力です。
今後のBeYonDへメッセージ
–最後に、BeYonDの後輩へメッセージをください!
川田:新関東だけじゃなくてもっと多くの人から知られる団体になってほしいし、マネージャーチームのみんなには、マネージャーを経験した私たちにしか書けない記事を書いて欲しいと思っています。サッカーサークルのマネージャーには、プレイヤー以上に熱量を持って取り組んでいる人やこだわりをもってマネージャー業に取り組んでいる人など、本当に尊敬できる人が多いから、記事やイベントを通してそういう人たちのことをもっともっと世の中に広めて欲しいです!
山下:嬉しい瞬間も、悔しい瞬間も、楽しい瞬間も共有して、仲間と一緒に本気で熱くなれる場所、ここにあります。
私にとってサッカーサークルは大学生活の全てであり、青春そのものでした。遊びもサッカーも全力でやるところがサークルの魅力だと思います。
この魅力をビヨンドから発信し、サッカーサークル界をもっと盛り上げていってください!
入会のきっかけはそれぞれであったとしても、「サッカーサークルマネージャーの魅力を発信したい」という強い気持ちを持ち、ひとつの目標に向かって邁進した、BeYonD マネージャーチームのお二人を紹介させていただきました。
先輩方の想いを継承し、BeYonDのさらなる発展を誓います。
Written by
田中菜々美
nanami
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