【プレからの想い vol.4】 “マネは当たり前ではない。感謝すべき存在。”
BeYonD 編集部マガジン杯が始まりましたね!!
プレイヤー、マネージャー、一丸となって戦っていますか??
また試合以外の時間はプレマネ仲良く過ごしていますか??
夏の最後、プレマネ一緒に過ごすイベントの中だからこそ、プレの想いを伝えてもらいましょう!!
今回は、4年生でマガハイ参加中のこのチーム
慶應義塾大学 キッカーズフットボールクラブ
4年生の<粂田優至さん><宮武優旗さん>にお話を伺いました!
○高校時代にマネージャーはいましたか?
粂田:男子校だったから女子マネージャーというのはいなかった。
最初1年生で入った時はどう接したらいいのかわからず困惑するところがあったけど、でも少しずつ自分の中で壁はなくなってきて仲良くなれるようになった。
宮武:代表と同じように、高校時代マネージャーがいなかったから、マネが洗濯とかやってくれるのにびっくりした。
○部や他のサークルでなくキッカーズを選んだのは?
粂田:高校の監督から部活をやれとずっと言われ続けていたので正直揺れたところはあった。
でも、たまたま高校の先輩がキッカーズにいて誘ってくれて、練習に参加してすごく楽しいなって思って入った。
宮武:慶應の時点で部活は考えてなかった。
代表みたいにサッカー上手くないし笑 慶應の体育会はユースの子もいたりして強いから、他大だったら入ったかもしれない。
1年の初めはサッカー続けるかも迷っていて、ヨット部とかも見ていた。
けど、やっぱりサッカーに戻り、高3の時にアットホームカップで優勝していて憧れていたキッカーズに入りたいと思った。
○マネージャーがしてくれて嬉しかったことは?
粂田:マネージャーがしてくれてというか、やっぱりマネージャーがいてくれるっていうことが1番嬉しかった。
自分たちがプレーしているわけじゃないのに感情移入をしてくれて、一緒に泣いて笑ってくれる存在っていうのが凄いなって思って、すごくありがたい存在だなって試合や練習のたびに思わされている。
宮武:正直全部。大学入ってマネージャーがいて、試合の時は本当にサッカーだけに集中出来るような環境が整ってると思った。
1部のチームに比べたらまだまだなのかもしれないけど、水やってくれたり、テーピングしてくれたり、
試合に出ている人間が試合に集中できる環境を現場で作ってくれたのはマネージャー。
試合の結果に直結する役割だと思った、
粂田:試合のサポートの時は色んなサポートを頼んでいたけど、やっぱり1番嬉しかったのは応援をしてくれることだと思う。
試合中集中していて気づきにくいけどちゃんと声を出して応援してくれることがすごく幸せなことだなって今になって感じることだと思った。
○マネにして欲しかったことは?
宮武:もうちょっと来て欲しかったかな。
それは、俺らが単純にさみしいってこともあるし、別にマネージャーが来てくれるから勝敗が決まるわけじゃないけど、特に同期のマネはずっと一緒にいて仲いいと思っているから、キッカーズの1つ1つの活動には極力同じ熱意で一緒に動きたいなと思っていた。
俺らがどれだけ意気込んでやっていても、マネがあんまり多くないこともあったから。
それは、俺らがマネに対して魅力的なチームにできなかったとかも感じている。
来てくれたら働いてくれるんだけど、来てくれないこともあったから、もう少しうまくマネを惹きつけられたらよかったなと反省はしている。
粂田:うちのサークルは強制参加じゃないからそこがいい点でもあり悪い点でもあるってずっと思っていた。
ずっと来てくれる人は来てくれるしあんまり来ない人は来ないしみたいな感じで、もっと全員来て欲しいなっておもう瞬間は何度かあったかなって思いた。
○マネージャー同士、プレマネ間で、マネの参加率が影響したことはないですか?
宮武:よく来て仕事してくれていたのは2人だった。
でも他のマネージャーもそれを分かっていて、2人を中心に動いてくれるから、俺らから見ていてもスムーズに動いてくれていると思った。
2人も、なんで自分たちだけっていうのを出さずに仲良くしてくれっていたから、2人のキャパにも救われたかな。
どちらかといえば、2人は俺ら側かな。
来てくれたら良いねくらいの感じ。
2人がチームに捧げてくれたのには感謝しているし、その2人を支えてくれていた他のマネにも感謝している。
お互い謙虚さを持っていたから仲良かった思うし、同期のマネは後輩にも良い関係と思われるマネだったと思う。
○どうしたらマネがより来てくれると思いますか?
宮武:本当に関係ないけど、1部のマネが多いチームとか羨ましいなと思う笑
けど、全員強制っていうルール付けは俺らには出来ないし…
将来的には、強制はしなくても自然と人が集まって来るチームにしたいと思っている。
暗黙の了解みたいな感じで。
プレーヤーの中ではそれが共有出来ていたけど、マネージャーは実際サッカーをするわけではないし、俺らみたいに騒いで楽しむのは少ないと思う。だから、もう少し普段の練習からマネを巻き込むようなことができなかったのかなとは感じた。
それに、去年のマガハイでAが早い段階で負けてしまって、マネにすごく申し訳ないし情けないのを感じて、マネージャーはお金払って夏休みの時間使って来てくれたのに、こんな試合5日間じゃそりゃ来なくなるよねとも思ったし。
10月のアットホームカップとかもあるし、これからについて話し合ったし、マネへの恩返しの仕方やマネが来たいと思うサークルにするために話し合った。
男だけで集まればマネに感謝してる話も出るし、どうしたら来てくれるかなとか、最近あいつ来てないなとかも話すから、俺らにとってマネは大事にしたい大切な存在だったから、それはもうちょっと上手く伝えればよかったかな。
○サークルならではのことは?
粂田:ご飯を食べに行ったり、飲みに行ったり、ディズニーにいったり特に同期のマネージャーとは色んなところに行って、そういうイベントごともたくさんしたし、ただただ何も考えずにたまったたりしてそんな何気無い瞬間ですら一緒にいて落ち着くという、そういった感覚だった。
宮武:俺らが遊びに行く、旅行に行くってなったらまずキッカーズで行くことが多いから、その時にはマネも含めてみんなで楽しみたいと思っていた。
普段は勝てるチームとして目指しているけど、マネージャーに対してこのサークル楽しいなって楽しんでもらえるような雰囲気を作ろうとしていた。
「マネに恩返ししたい」という想い。
それもあり、夏合宿とかで最近はレクとかを入れて、プレマネ問わず雰囲気を楽しめるように意識していた。
○マネとは?
粂田:マネージャーがいないとサークルは成り立ちません。
それだけは1番に言えると思う。
普段は恥ずかしくて言えないし、マネージャーがいるっていう環境が当たり前だと思いがちだけど、みんなプレーヤーは感謝しているしありがたい存在です。
宮武:お母さんとかいったら怒られんだよな普通に笑
大切な存在とか言葉で表せないくらい大事な存在だし、サークルを支えている存在。
言葉がないな… 本当に感謝しかない。なくてはならない存在だし、個人としてもサークルとしても最初に感謝を示す存在。
それくらいチームに貢献していると思う。
マネがいるのを当たり前だと思ってはいけないし、感謝を伝えて恩返しをしなきゃいけないと思う。
(マネはキッカーズにとって大切な存在なんですね)
粂田:もちろんです。マネージャーがプレーヤーのためを思って普段動いてくれるからこそ、プレーヤーらマネージャーのためにという気持ちで試合に臨めると思います。本当にこれからもよろしくお願いしますって感じです。
お二人ともどうしたらマネージャーも巻き込んで楽しめるかということを考えていて、
またマネージャーを大切にしたい気持ちを強く持っているとてもマネ想いなプレイヤーですね!!
大学生活最後のマガハイも、プレマネみんなでたくさんの思い出を作ってるでしょう…
残り3日間みんなで楽しくマガハイを盛り上げていきましょう!!
Written by
BeYonD 編集部
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